Aぇ明日が来ますように。 (ページ44)

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-末澤side-

末｢悪い、もう平気…｣

あれから何時間か経って、冷え切ってた体もだいぶ温まった。

若干違う寒気を感じるから風邪引いたんかもしれんけど、今はとりあえず生き返った様な気分で起き上がる。

けど、体を起こした俺を見るなり、やけに心配顔のメンバーがすっ飛んできて"起きんでええ！"って言うから、やっぱり相当ヤバかったんかな。

さっきまでの俺。

正｢うーん、まだ少し顔色悪いなぁ…晶哉、体温計！｣

佐｢はぁい！｣

末｢ええって！大丈夫。｣

福｢だめだめ。低体温症舐めたらあかんの。｣

末｢んん〜…｣

草｢いや、めっちゃ渋い顔するやん。｣

体温計をわきの下にねじ込まれて、ちょっとの抵抗。

でも、小島にもうちょっと横なろな〜って子供にするみたいに寝かされて、コソッと"今度はちょっと体熱ない？"って耳打ち。

くっそ、バレてたか。

小｢はーい、誠也くん熱ありまーす。37度3分ー。｣

佐｢えぇー！｣

草｢やっぱりな。｣

福｢え、リチャくんも気付いてたん？｣

正｢うっそぉ…全然分からんかった…｣

そんなこんなで…

案の定風邪引いてて熱出して、また寝込む羽目になったのはこっちの話。

結局、俺だけロケ行けへんくなったし、雪山トラウマやし。

マジで散々な2日間やったわ。