92 ページ42
.
母「家事とかちゃんとこなせてますか？家賃どうしましょう…」
.
.
あ、そういう問題なんだってちょっと安心する。
.
『色々助かってます。家賃は自分が払うんで大丈夫です。』
母「ほんとですか？お世話になりますすいません。」
.
『いえこちらこそ、ありがとうございます。』
.
母「最後になりましたが、しっかり可愛がってあげてください。私がいつもそばにいてあげられない分も十分よろしくお願いします。」
.
『ほんとですか？もう十分可愛がってるんすけど、じゃあ遠慮なく。』
.
母「ええ、煮るなり焼くなりお好きに。」
.
「ちょっと！」
.
『ﾝﾌﾌ、わかりました！ありがとうございます』
.
母「いえ、家の娘よろしくお願いします。Aじゃあね、色々頑張るんだよ。」
「うんありがと、お母さんも頑張ってね。」
.
母「じゃあね」
.
「うん、」
.
.
『ありがとうございました』
.
「ばいばーいっ」
ﾌﾞﾁ
.
「絶対怒られると思ったんだけどね？」
.
『いや俺なんて言おうかと思ったよ』
.
「でもよかった、」
.
.
「お母さんのタイプで」
.
『ママのタイプだった？よかった。』
.
.
「ぁあ！！」
.
.
『おまっ、早く言えよ！』
.
いつもならもう学校にいる時間。
.
「私！？とにかく急がなきゃ」
.
.
パンを食べながらネクタイをしめ、あっという間に
準備を済ます。
.
.
『いくよ！』
.
「待って早いってば…、んーー」
.
.
急いで準備はしたものの、ギリギリの時間だった。
.
そのままダッシュで車に乗り込み、和くんは勢い良
くアクセルを踏む。
.
.
「いっそげーっ、！！」
.
学校につき、バタンと扉をしめ、二人で走る。
.
.
.
「じゃあね和く…先生！！」
.
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 84人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：617 ∴ りう。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/ninomiya61742/mylife/
作成日時：2017年9月1日 23時
