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私が悪いのはわかてっるから和くんに従うしかなか
った。
「どーゆーこと…っ」
『脚』
「やだっ…」
『自分がしたことわかってんの？』
「っ…」
『はやく』
恥ずかしくて目も開けられなかった。
「んあっ…んんっ」
数分そんな状態が続き、私の体はもう限界。
「いやっ」
ﾋﾞｸｯ
『相当だけど、』
「だめっ、おかしいっ…」
『んっ』
「んああっっ！」
『ん…はぁっ』
私の中で手加減なく暴れる彼。
「も、だめっ…はぁぁっ…」
部屋中に響くのは和くんの体が私に打ち付けられる
音だけ。
「んんん、んっあっ…」
『ぁあっ、はぁっ…んっ』
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「はぁ…っ」
『もういい』
そう言ってお風呂場へ向かっていった。
私はベッドで疲れ果てる。
最低だ私、今日来た転校生でどんな人かもわかんな
いのに電話して二人で帰ってまた遊ぶって言って。
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和くん悪くなかったのに、小さなことなのに、
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そんなことを一人で考える。
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いつも通りふるまってくれる和くんに変に私が嫉妬
したから。
嫉妬も何も感じない和くんに私が嫉妬したから。
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だいたいあの時浮気が許せるとか言ったときに
わけわかんなかった。
そんなもんなの…？
わかってる、私は生徒。
でも好きは好きなの。彼女は彼女。
バレちゃ終わっちゃうけど、好きなの。
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涼介くんは優しさはなんか違うんじゃないか
って感じるし、和くんいないってなると寂しいし、
どうしたら許してくれるの？
“ もういい ” って言われて、
どうしたらいいかわかんない。
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「ｼｸｯ」
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こんなことで泣くの私？
弱、
結局和くんいないと何もできないじゃん。
静かで真っ暗な寝室に私の冷たい小さな泣き声が響
く。
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泣きやまなきゃってすぐに泣きやみ、一人でベッド
の隅で寝てるふりをする。
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『なーに泣いてんの』
お風呂から上がった和くんだった。
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作者名：617 ∴ りう。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/ninomiya61742/mylife/
作成日時：2017年9月1日 23時
