先生じゃなくて彼でいて。２【 KN 】 (ページ14)

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「Aーっおはよう～」

「おはよ」

「なに元気ないね、」

そうです。りんちゃん。私は元気がありません。

「そう？笑」

って元気がないことを隠す。

「あっ！聞いてよ！！」

「なーに声大きいんだから」

「私の後輩、△△高校なのよ、」

その高校…松本くんの学校…

嫌な予感。

「でね、その高校に今日の朝すごいかっこいい先生が来たらしくってね、」

げっ。

「そこまではいいんだけどさ、そこにこの高校の高校生がいたっていうの。それって…(ガラッ)

この人(二宮先生)いつもタイミングよんできてるのっ

てくらいすごいタイミングで入ってくる。

先生、この人にまでバレかけてますけど。

「そのかっこいい先生見に行きたくない？」

「見たいけど、もう一人の先生って？」

「だから△△高校にはかっこいい先生が二人いるってわけ」

「あっ笑」

その高校に来た先生はここの高校の先生。

二宮先生ですね。

その高校生も私。

「でね、その後輩がずっとその三人見てたらしくって、そのうちの可愛い高校生のこと話してたらその子が気づいて手ふってくれたんだって。美人で可愛くて完璧だって言ってた～。そんな子この高校にいないから違うんじゃないかとは言ったんだけど、」

いるからそう言われてるの！！笑

あの手ふった子りんの後輩だったの…

「たしかにそんな子いないかもね。」

「でしょー？イケメン教師みたいみたいなー」

「この学校も相当だと思うけどねー、」

「だけど三人もいたら(ｸﾞﾌ」

松本くん、櫻井先生、あと…和くんか

「なんであんなかっこいいのに彼女いないんだろうね。」

その話をした瞬間、横山くんが私を見た。

すぐに目をそらしてりんの方を見た。

「いや、ああいう人は彼女いるんだって」

「先生ー彼女できたー？いや、そんな早くできないか笑」

なんでいんのってびっくりした。

『いやわかんないよ？』

「え！彼女できたの！！」

うるさいな声でかいんだよ笑

『どう思う？』

「えーできたらもうちょっと口角あがるよね」

でた鈍感。どう思うって聞かれたらだいたいいるで

しょ笑。鈍いなー、私なら確信してるけどなあ、

『ﾌﾌﾌ、なんだよそれ笑』

そう言ってHRを終え教室を出ていった。

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ん？

いつもの数学のプリントについてた付箋。

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