薔薇男子~ﾛｰｾﾞﾝﾎﾞｰｲｽﾞ~【jw】vol.5 (ページ42)

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大｢…それじゃあ……そろそろ帰るね。｣

紫｢おじゃましましたーっ！｣

この後智くんに予定があるらしく、2人が帰ることになって、お見送りのために皆で玄関に向かう。

大｢…アカリちゃん、今日は本当にありがとう。｣

『いやぁ…私は何もしてないよ。

…お礼ならリュウセイたちに言って？』

大｢そう…？…うん、

…ありがとう、リュウセイくん…ダイキくん。｣

橙｢えっ、俺はーっ？｣

大｢あ、アキトくんもありがとう。｣

ちょっと忘れてたから…お詫びに……とか言って、あっくんの頭を撫でた智くん。

そして、、もう一度立ち上がった智くんは何故か、私に不思議そうな表情を向けた。

大｢…ずーっと気になってたんだけど、、アキトくんって何でここに居るの…？

…相葉ちゃんのドールだよね…？｣

『……え、今更…？』

1時間近くウチにいて何も言われなかったから、気付いてないと思ったのに…やっぱり気づいてたらしい。

…帰るタイミングで言うから、今更…？って口をついて出ちゃったよ…

『雅紀くん今海外にいて…あっくんを連れて行けないって言うから、2週間だけ預かってるの。』

大｢ふーん…

…っあ、やばっ…そろそろ時間が……｣

『あっ、うん。…それじゃあ…』

智くんから話振って来た割にそんなに興味無いんかーい…なんて、思わなくも無いけど……クライアントさんが来る時間って言うんだから、まぁ…しょうがないか。

…智くんとその腕に抱かれたたかくんに、4人でばいばいって手を振って見送って、玄関のドアを閉めた。