34.大好きだから ページ47
早朝、目が覚めてしまった。
“太輔がアイドル”
・・・そのことがずっと頭の中をグルグルして、寝たんだか寝てないんだか、わからない…
私は、結局、しおりの家に泊まらせてもらった。
太輔の職業を知った私のショックを心配して、しおりが泊まらせてくれた。
しおり「あのね、事務所やファンの反対は少なからずあると思うけど、
たぶん、Aがもう一つひっかかってる“アイドルは軽薄で女好き”って言うのは、
太輔くんに限っては、無いから!そういう話、聞いたことないよ。」
A「う…ん…。そうなんだ…。そう…」
しおり「A、そんなに“アイドル”ってダメ?」
A「…モデルならなんかわかるけど、アイドルって未知すぎて…。」
しおり「ちゃんと太輔くんと話ししたほうがいいよ」
A「うん…」
.
.
.
太輔からメールと電話が入ってたけど、返事をしないまま、家に帰った。
・・・太輔、もう仕事に行ったかな…
.
『ガチャッ』
太輔「遅い!っていうか、どこに行ってたんだよ!」
・・・うあ…太輔、怒ってる…
A「しおりのところに泊まった…」
太輔「メールに返事もないし、電話も気付かなかったのか?」
A「ごめんなさい…」
太輔「すげー心配したんだぞ」
そう言って、太輔が私を抱きしめようとした。
A「太輔!」
私は、太輔の腕を両手で押さえた。
太輔「ん?」
抱きしめるのを拒否されて、太輔は、少し驚いたみたいだった。
A「太輔って…どんな仕事してるの?」
太輔「言ってなかったよな。」
A「うん。」
太輔「キスマイフット2ってグループ知ってる?…知らないか…Aは歌番組とか興味ないもんな」
A「アイドル…」
太輔「そう!知ってるの?アイドルグループのメンバーなんだ。」
・・・本当なんだ…
A「アイドルって、恋愛禁止なんでしょ?」
太輔「え…あ…うん…はっきり言われたわけじゃないけど…」
A「だから、外でデートしなかったんだ?」
太輔「う…ん…ごめん…」
・・・太輔にとって私は、バレたら困る存在なんだ…
.
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なつみん(にのみんから変更)(プロフ) - いのせんすさん» 初めまして!ようやく通じ合いましたね〜(*^^)vでも、ここで終わりではないので、ぜひ、まだお付き合いよろしくお願いします<m(__)m> (2015年5月1日 23時) (レス) id: ac5ed101d3 (このIDを非表示/違反報告)
いのせんす(プロフ) - 初コメ失礼します。キャー2人の気持ちが通じ合ったってことでテンション上がってます!更新楽しみにしますね!(*^^*) (2015年5月1日 19時) (レス) id: 82f1bf4eaa (このIDを非表示/違反報告)
なつみん(にのみんから変更)(プロフ) - ゆいさん» いやいや、どうも〜(*^_^*)太輔くんの声を想像しながら、書いて行くのは本当に楽しいです(^^)vまたどうぞ、お楽しみください<m(__)m> (2015年4月30日 21時) (レス) id: ac5ed101d3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - もうもうもう〜。主人公ちゃんが可愛すぎて〜!!この後の3人の会話が楽しみすぎる〜!太輔さんと主人公ちゃん、会話、かみあうのかしらん??更新楽しみに待ってますねん。いつも、ありがとうです。 (2015年4月29日 23時) (レス) id: 6a37e56d87 (このIDを非表示/違反報告)
なつみん(にのみんから変更)(プロフ) - まあさん» いつもコメ、ありがとうございます!楽しみにしていていくださいね! (2015年4月21日 11時) (レス) id: ac5ed101d3 (このIDを非表示/違反報告)
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