◇Long vacation◇太輔くん◇part２

32.恋して浮かれてます ページ45

好きな人との生活って、何をするのも楽しくなる。


A「おはようございま〜す！」

マンションの前のお掃除中、ご近所さんとの挨拶もいつも以上に笑顔大ｻｰﾋﾞｽ！


近所のおじさん「Aちゃん、元気いいね〜！お給料上がったの？」

A「や〜だ〜おじさんったら〜そんなんじゃないですよぉ〜！」


・・・私は、そんな現金な女じゃないですよっ！


近所のおばさん「Aちゃん、綺麗になったんじゃない？彼氏できたんでしょ？」

A「やだ〜おばさんたら〜」

・・・さすがおばさん！


近所のおばさん「いいわね〜若い人は！私も恋したいわ〜」

A「まだまだおばさんだって、いけますよ！」

近所のおばさん「そう？ﾌﾌﾌ…恋はいいわよね〜」

A「はい！気をつけていってらっしゃ〜い！」


・・・そう！恋って素敵！

私、ちゃんと足、地に着いてる？

浮いてない？

優しい太輔に毎日愛されて、幸せすぎて、こわい〜っ！


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しおり「で？そんなニヤけた顔してんだ？」


電話で太輔と付き合うことになった話は、すでに報告済み。

それからなかなか会うことができなくて、今日は久しぶりにしおりと食事することになった。


A「え///▽///やだ…ニヤけてなんて…ｲﾀﾀ！」

しおりが私のﾎｯﾍﾟを摘まんだ。


A「痛いよぉ！」


しおり「頬がゆるみ過ぎ！」


A「だってぇ」


しおり「直樹とつきあってたときには、こんな顔見たことなかったわよ」


A「私だって、なんか、自分じゃないみたい。太輔のこと考えるとﾄﾞｷﾄﾞｷしちゃうの。」


しおり「同棲始めて、何ヶ月経った？」


A「同棲って///」


しおり「共同生活から同棲になったんでしょ？」


A「そうだけど…。うーんと…2ヶ月経ったかな。

え、そんなにしおりと会ってなかったんだ！びっくりだね〜」


しおり「そんなのは、どうでもいいけど。いや…まさか…付き合うことになるなんてね」


A「んふふ…そうなの」


しおり「で？大丈夫なの？」


A「何が？」


しおり「悩まなかったの？」

・・・しおりの言ってる意味が、よくわからないんだけど…

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