30.熱い唇 ページ43
太輔「フウ…オレ、こんなに緊張して返事待つのって初めて…。
普通はさ、相手の気持ちがなんとなくわかって、勝算がないと告れない立場じゃん、お互いに。
オーナー側と管理人だし…」
急に太輔がおしゃべりになる。
A「あ、そっか…」
太輔「お前って、わかんないんだよ!」
A「わかるでしょっ!何のために、こんなに一生懸命、
太輔とかほさんのことくっつけようとしてると思ってるのよ!」
太輔「つまり、オレがかほと上手くいって欲しいってことは、
オレの事は、恋愛対象じゃないってこと?」
A「違うっ!違うよっ!好きな人に幸せになってもらいたいの!
太輔が、かほさんが好きなら、それを応援してあげたいって思ったの!」
太輔「普通、好きな人が他の人と上手くいって欲しくないだろ?」
A「そんなことない!あんなにずっと好きだったって言ってたじゃない!
だから、私の気持ちの入る隙間なんてないって初めから思って、
だったら、太輔が幸せになってくれればいいって思ったの!」
太輔「ちょっと待て!」
急に太輔がソファーから立ち上がった。
A「な…何?」
太輔「お前、もしかして、結構前からオレのこと好きだった?」
A「え///д///」
太輔「あっは///▽///マジか!そっか!」
A「な///д///なによ!その勝ち誇った笑顔は!」
太輔「フフフ…ばか、勝ち誇ってなんていねーよ!すっげー嬉しいんだよ!」
・・・太輔…
太輔に腕を引っ張られ、私も立ち上がる。
太輔「じゃ、改めて…。」
太輔が、真面目な顔をして正面に立った。
太輔「A、好きだよ。」
A「うん…」
・・・なんか、恥ずかしい…
A「私も、太輔が好き…」
.
太輔の掌が、私の頬を包む。
目を閉じると…
あのぷわぷわした唇が…
私の唇に…
重なった…
.
.
.
ハア…
太輔とキス…
熱い…
溶けそう…
.
…チュ…
.
唇が離れる…
.
・・・太輔…
大好き…
.
太輔が優しく笑う。
太輔「好きだよ…」
A「ん…大好き…」
.
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なつみん(にのみんから変更)(プロフ) - いのせんすさん» 初めまして!ようやく通じ合いましたね〜(*^^)vでも、ここで終わりではないので、ぜひ、まだお付き合いよろしくお願いします<m(__)m> (2015年5月1日 23時) (レス) id: ac5ed101d3 (このIDを非表示/違反報告)
いのせんす(プロフ) - 初コメ失礼します。キャー2人の気持ちが通じ合ったってことでテンション上がってます!更新楽しみにしますね!(*^^*) (2015年5月1日 19時) (レス) id: 82f1bf4eaa (このIDを非表示/違反報告)
なつみん(にのみんから変更)(プロフ) - ゆいさん» いやいや、どうも〜(*^_^*)太輔くんの声を想像しながら、書いて行くのは本当に楽しいです(^^)vまたどうぞ、お楽しみください<m(__)m> (2015年4月30日 21時) (レス) id: ac5ed101d3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - もうもうもう〜。主人公ちゃんが可愛すぎて〜!!この後の3人の会話が楽しみすぎる〜!太輔さんと主人公ちゃん、会話、かみあうのかしらん??更新楽しみに待ってますねん。いつも、ありがとうです。 (2015年4月29日 23時) (レス) id: 6a37e56d87 (このIDを非表示/違反報告)
なつみん(にのみんから変更)(プロフ) - まあさん» いつもコメ、ありがとうございます!楽しみにしていていくださいね! (2015年4月21日 11時) (レス) id: ac5ed101d3 (このIDを非表示/違反報告)
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