マネージャーから始まる恋。【ARS】Part6 (ページ13)

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After that《120話より》Jun ページ13

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潤「おい、ニノ。このままでいいのかよ？」

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胸ぐらを掴むとニノは顔をしかめた。

相葉さんの言葉と置き手紙が置いてあるという状況にマネージャーが出て行ったということを察したらしい。

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潤「このままだとマネージャー本当に行っちまうんだぞ？ニノだって嫌なんじゃねぇの？

大事なんだろ！マネージャーが」

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このまま終わってしまうなんて府に落ちない。

Aとニノには幸せになってもらわねぇと困るんだよ…

だからせめて、コレだけは言わせて欲しかった。

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そう言うと、ニノは置き手紙を手に取って、それに目を通した。

入った時は暗い表情だったニノも俺の言葉に何か決心したように深く深呼吸をした。

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潤「A、地元の北海道に帰るってさ。早く、迎えに行ってやれよ」

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ニノしかAを幸せに出来ねぇんだよ…悔しいけどさ。

好きだったからこそアイツには笑ってもらわなきゃ困んだよ。…だから幸せにしてやって。

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力なくニノに微笑むと、ニノも俺の言葉に深く頷いた。

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バタン、とドアが閉まる音がする。

勢いよく外へ走って行ったニノ。

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雅「…松潤」

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上手く行くといいな。

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Aのこと幸せにしてやんなきゃ、俺許さねぇから。

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幸せになれよ。A、ニノ。

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Fin