マネージャーから始まる恋。【ARS】Part4 (ページ7)

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82.スキってキモチ。 Kazu ページ7

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そう彼女に問いかけると戸惑いの表情を見せた。

さっきまで酒に酔って顔も真っ赤だったくせに、外の風に当たって目が覚めたのかすっかり変わったようだった。

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和「答えて」

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あ「…っ」

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なんでこんなに必死なんだろう。…どうして。

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お互い沈黙の中、プルル…とマネージャーの携帯が鳴る。

その瞬間、ホッと胸を撫で下ろすような表情をした。

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携帯を耳に当てて向こうへと歩いて行った。

分かってる。混乱させてるのは俺だって。

けど、気付いたら口も勝手に動いて。俺が俺じゃないみたい、

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『あ、松本さん…』

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やっぱり予感は当たってた。

口を緩ませて微笑むマネージャーっの姿が見える。

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…ムカつく。単純に。

俺のことだけ見てればいいのに。

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『…そろそろ帰ろっか』

気付いたらそう言って、足早に歩こうとするAの腕を掴んで強引に唇を引き寄せていた。

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マネージャーだから、とかそーゆうの関係ない。

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俺は、Aが好きだ。

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