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優side
「お待たせ」
「どーしたの?」
Aの話はにわかには信じられないけど
俺に嘘つくような子じゃないし
何より、その話が本当じゃないかどうかはすぐに確かめられる
「A、ちょっと目つぶって?」
「?分かった」
こーいう素直なところがホントに可愛い
「ちょっとごめんね?」
ジャー
「!?熱い熱い熱い!!」
そう、確かめる方法
お湯をかけて元に戻るかやってみればいいのだ
「ちょっ、優!?
さすがにいきなりお湯かけるのはひどいと思うんだけど!?」
怒られた…
「…あっ」
そこには
俺の大好きな彼女、Aの姿があった
さっきまで男の姿だったから、俺と同じ制服だから少し違和感がある
しかも、いきなりお湯をかけたから服が透けてちょっとヤバイことに…
「…私の話信じてくれた?」
「う、うん…最初から疑ってたわけじゃないけど…」
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作者名:にのあや | 作成日時:2017年5月21日 12時