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「えーと、じゃあ種目決めよっか」
日付は変わってどうも、山本蓮です←
今度はこっちで種目決めみたい
「蓮くん、走ったりできる…?」
「そんな長時間じゃなきゃ大丈夫だと思う」
病弱設定でなかなか学校に来れていないので
座学の授業はおろか体育の授業もまともに受けていない
「A、向こうでは何に出ることになったの?」
優が聞いてくる
「え、なんか知らないけど選抜リレーに選ばれたよ…」
「…ドンマイ☆」
むう、優が哀れみの目線を向けてくる
優は運動できるから、きっと私と同じ運命をたどるはずだ…!
「1人1種目だから、出たい競技考えてー」
んー、走る競技じゃないのに出てみたいな
「たまちゃんは何に出るつもり?」
「あ、えーっとね、玉入れ、出ようと思って…」
籠に向かって必死に投げてるたまちゃんが想像できる
絶対可愛い…!
「玉入れならバスケ役に立つよね!俺も玉入れにしようかな〜」
「うん!一緒に頑張ろうね!」
玉入れに決定!
小学校以来かもしれない、楽しみ!w
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作者名:にのあや | 作成日時:2017年5月21日 12時