第30話 ページ33
そして、私は会場の皆に向かって、こう言った。
「皆さん、はじめましての方が多いと思います。Aです。私は、一週間前まで、人間として過ごしていました。そして、分かったんです。私は、女神でない限り、こんなにも弱いんだって事。でも、私分かりました。そんな弱い人間でも、皆さんは私に優しくしてくれて、仲良くしてくれました。その時、思ったんです。プリパラって、こんなに素敵な所だったって事を。そして、私はこのプリパラを、全世界のプリパラを守っていきたい…。そう思いました。そして、今までありがとうございました。私、人間として生まれ変わった事にいい経験をしたと思っています。私からはいじょ「何が素敵な所だ…。」…?」
この声、知らない声だ。でも、どこか懐かしい声が聞こえた。誰の声だろう。皆がザワめきだした。すると、男の人がステージに現れた。どういうこと…。男の人は、普通は入れないのに…。
「お父様…!」
と、ジュリィねぇねが言うと、辺りは更にザワめきだす。
「お父様…?」
「久しぶり…と言っても、分からないか。Aよ…。私は、ジンだ。」
……!駄目だ。この人は…お父様だ…。闇の力が凄い…。……この人…危険…!
「Aよ、おいで。共に、プリパラを作り直そう。」
「ダメよ!A!」
と、現れたのは、ガァララねぇねとファララねぇね、お母様がいた。どういうこと…?行ったらいけないって、なんとなく分かるけど…。
「貴方の目的が分かったわ。貴方、Aを利用して…バッドブックを使う気ね?」
「バッドブック…だと?」
ひびき達には、分からなくて当然だ。バットブックは、女神、神にしか分からない禁断の術だからだ。
「バッドブックっていうのは、禁断の術が詰まっている本のことよ。その術を使うと、全世界のプリパラが失う…禁断の術なの。」
「なんだって!?」
「……では、聞きます。お父様は、プリパラを崩壊させて、何をしたいんですか?」
「新たなプリパラ…ダークプリパラ…略してダクパラを作る。」
な、何を考えているんだ……。
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作者名:アリスティー | 作者ホームページ:
作成日時:2018年12月20日 18時