第25話 ページ28
どうして…。どうしてだろう。なんで…嫌われたのか…。分からなかった。私は、ひびきがいない所を見計らって、シオンとみれぃとガァルルに相談してみた。
「思い出の歌を歌ったら…そうなったんだぷりね?」
「意味不明…。どうしてそうなったんだ…。」
「A、その歌に関して、何か思い出せないガァル?」
「…分からない。私、記憶力だけはどうしても無理なの…。」
「そうか…。……あ!」
シオンが何かを思い付いたようだ。
「A、お前その歌に関して、約束事とかしてないか?」
「約束…。」
「例えば…?」
と、みれぃが質問。何か…あったかな…。
「例えるなら、その歌は二人だけの秘密…とかだ。」
「なるほど…!つまり、Aは女神なのにも関わらず、盗み聞きしたって思われてるんだぷり!」
みれぃとシオン…ガァルルに相談してよかった。そういえば、そんな約束した覚えがある。
「…そういえば、ひびき昔は『その歌はん再会した時に歌ってくれ』って言ってたな。」
「それが原因だ。だが、…。ひびきのやつ、変なところで鈍感だな。」
「シオン、みれぃ、ガァルル実は…。」
私は、この一週間で最後という事を話した。人間として…。昨日人間になったばかりなのに、もう女神に戻ることになるなんてね…。
「そうなのかガァル…。神アイドルグランプリが開催されると、女神に戻っちゃうんだ…。」
「これは読めなかった…。A、女神に戻ってしまうんだな…。」
「でも、大丈夫ぷり。Aの事は、きっとひびきさんは分かってくれるぷり。」
「そうだけど…。気付いてほしかったな…。私の事…。」
気付かれもしない。そして、逆に嫌われてしまう。これは、ひびきが私の事に気付いても、きっと許されないって事なんだろうな…。
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作者名:アリスティー | 作者ホームページ:
作成日時:2018年12月20日 18時