【忍たま】関わらないのが一番なはずなのに……2 (ページ44)

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第九十二話ページ44

秀作｢は〜い｣

彼の返事を聞いて私はまた竹箒を動かした

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キーンコーンカーンコーン

秀作｢鐘がなった｣

『ほんとだね〜』

これがヘムヘムの鐘！！

生で聞けたよ！！

秀作｢掃除はここまでにして、一旦吉野先生のところに戻ろう｣

『うん』

私と秀くんは竹箒を片付けて吉野先生のところに戻った

秀作｢吉野先生｣

『掃除終わりました』

吉野｢おぉ！二人とも、いいところに！｣

戻ると吉野先生が私たちを見た瞬間、嬉しそうな顔をする

そんな先生に私と秀くんは顔を見合わせる

吉野｢悪いんだけども、今から食堂のおばちゃんのところに行ってもらえないかね？｣

秀作｢二人でですか？｣

吉野｢いや、小松田くんは私と一緒にここで作業をしてもらう｣

『え』

てことは……

吉野｢おばちゃんのところには蝶月さんに行ってもらいます｣

嘘でしょ！！！

『わ、私ですか？』

吉野｢はい。おばちゃんの手伝いということなので、小松田くんよりあなたの方がいいと思いまして｣

そう言ってじろりと秀くんを見る吉野先生

そんな彼に見られ秀くんはあははと笑っている