【忍たま】関わらないのが一番なはずなのに……2 (ページ39)

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第八十七話ページ39

うん、ちょっとじゃないね！

めっちゃ恥ずかしいよ！！

『抱きしめるなんて無理だよ！！これは年下にしか許せることなんだから』

秀作｢僕だって年下だよ！！｣

『大きすぎるでしょ！！』

そうだ、年下でも私より身長が高い人は無理だ

秀作｢そんな〜｣

そう言って涙目になる秀くん

『はぁ……分かったよ』

秀作｢え？｣

私はため息をついて秀くんの頭を撫でる

『これでいい？』

秀作｢うん！！｣

私が頭を撫でると嬉しそうにする秀くん

そんなに嬉しいのか？

くいくい

『ん？』

すると隣から着物を引っ張られた

彦四郎｢僕も……｣

『僕も？』

彦四郎｢にっくねーむで呼んで欲しい……です｣

『…………』

秀作｢…………｣

『もちろん、いいよ〜！！』

そう言って私は彦四郎くんを抱きしめる

そんなお願いならいくらでも叶えてあげる

ん〜、じゃあ何にしよっか……

『呼び捨ては嫌だしな〜』

秀作｢うーん｣

彦四郎｢…………｣

彦四郎くんと言えば、い組で、委員会は確か……学級委員長委員会だし……

ん？

学級委員長委員会……？

そういえば、確か彦四郎ともう一人の一年生で五年生二人にちゃん付けされてたような……