【忍たま】関わらないのが一番なはずなのに……2 (ページ36)

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第八十四話ページ36

おいおい！！
ちょっと待って！！

『なんで秀くんまで泣くの！？』

秀作｢だってぇぇ！！僕、そんなこと一度も思ったことなくてぇぇ｣

うん、でしょうね

秀作｢うわぁぁぁん｣

彦四郎｢ひっぐ、ひっ、ひっ｣

『二人とも泣かないで〜！！』

私は泣く二人を一生懸命慰めた

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『落ち着いた？』

彦四郎｢は、いっ。すみま、せん｣

『謝らないで』

秀作｢ひっぐ、っひ……｣

『秀くんも泣かないで』

私は二人にそう言いながら背中をさすったり、頭を撫でる

彦四郎｢ありがとう、ございます｣

『いえいえ』

秀作｢でもまさかそんなこと思ってくれる天女様がい『秀くん？』ごめんなさいっ！｣

彦四郎｢どうしたんですか？｣

秀くんが天女と言ったので、笑顔で言葉を被せると彼は察したのか謝ってきた

そんな彼を不思議に思ったのか彦四郎くんは聞いてきた

『私ね、天女って言われるの嫌いなの』

彦四郎｢嫌い？｣

『うん』

秀作｢嫌いってことは言われたことがあるの？｣

『……………』

秀くんの言葉に私はなにも言えなくなってしまう