【忍たま】関わらないのが一番なはずなのに……2 (ページ34)

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第八十二話ページ34

私は自分を指さすと彦四郎くんは首を横に振る

んじゃなんだ？

彦四郎｢違っ、う……あなたじゃ、ない｣

『私じゃない？』

なら他の天女か……

彦四郎｢他のひとは、っく……｣

秀作｢他の天女様は一年生に押し付けることが多かったんだよ。特にい組には……｣

『特に？』

特にい組にって……

『もしかしてだけどさ』

秀作｢ん？｣

『い組は優秀だから出来るとか言われたりしたの？』

彦四郎｢な、んで、分かるんですか？｣

『な、なんとなく……？』

あはは、一年い組は優秀って知ってるからなぁ

秀作｢そうなんだよ、だから他のい組の子も……｣

『そっか。でも馬鹿だね、その天女たちは』

彦四郎｢ば、か？｣

秀作｢なんで？｣

私の言葉に不思議そうにする二人

『だって、事務の仕事って見えないところでするものだよ。言うなれば縁の下の力持ち！小松田くんや吉野先生が事務仕事をしてくれてるおかげでこの学園が成り立ってるおかげである。っていうか、まぁ色んな人のおかげなんだけどね』

秀作｢縁の下……｣

彦四郎｢…………｣

『それにここの掃除だってそうだよ。ここは忍術学園の玄関。いわゆる顔だよ、忍術学園の顔』

私がそう言うと二人は考え始める