第七十話 ページ22
『このBセットお願いします。あと、天女って言うのはやめてください』
私は天女じゃないですからと笑って言う
おばちゃん 「で、ですけど『大丈夫』?」
『大丈夫ですから』
おばちゃん 「っ!!」
私がそう言うとおばちゃんは目を見開き、固まってしまった
『どうかしましたか?』
おばちゃん 「いえ、なんでもないわ。すぐに用意しますね」
そう言っておばちゃんは奥に入ってしまう
どうしたんだろ?
おばちゃんを待っていると後ろから視線を感じる
しかもたくさんの視線が1箇所から
おばちゃん 「お待ちどうさま」
『ありがとうございます』
おばちゃんからBセットを貰った
『さてと……』
私は空いてる席がないか辺りを見渡した
なるべく一人で食べれる所がいいんだけど
そう思いながらキョロキョロしていると、一人の忍たまと目が合った
『……あの子は』
目が合ったのはパペットのような顔立ちでぼんやりとしている二年は組の時友四郎兵衛くん
時友くんは私と目が合うとすぐに顔を逸らす
そしてまた私のことを恐る恐る見てくる
なんだろう?
てか、生の時友くんがいる!!
あの白いぷにぷにの頬に一度でいいから触ってみたい!!
126人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:明桜 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs miri1
作成日時:2023年7月14日 20時