【忍たま】関わらないのが一番なはずなのに……

第二十九話 ページ30

いや、したな。
したわ！

シナ ｢いえ！別にあなたが悪いんじゃ『すみません！』えっ？｣

私はシナ先生に頭を下げて謝った

シナ ｢なんで天女様が謝るんですか？｣

『いえ、私……口が悪かったですよね？』

私がそう言うと目を点にしているシナ先生

シナ ｢あぁ……そのことね｣

『私、感情的……怒ると口が悪くなるんです。いつも以上に』

だからすみませんと謝る

シナ ｢天女様、全然口悪くないですよ？逆に丁寧ですし……｣

『あの！その、天女様って言うのやめませんか？』

シナ ｢え？｣

私がそう言うとシナ先生は首をかしげる

『その、私……天女様って呼ばれるの嫌、なんです……』

シナ ｢嫌……？｣

『はい、ていうか嫌いなんです』

私がそう言うと不思議そうに私を見てくる先生

シナ ｢嫌いって、なにかあるの？｣

『それは……』

それは生きていた頃にも周りから天女様と呼ばれていたなんて口が裂けても言えない

てか、本当に天女様って呼んで欲しくない

『…………』

シナ ｢……分かったわ｣

『っ！！』

私が黙ると彼女はそう言ってくれた

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