バトルウルフ？違いますよ、多分

二十五話　怒り ページ26

引き続きno side

「あ、のさ」

「ん？」

リンが何かを話そうとした瞬間、トリコが叫ぶ


「おい！いたぞ！！」


「え！？」


トリコの視線の先には、確かにAがいた



Aの目は黄色いが、生気がなかった


「追うぞ！」

逃げてしまったAを追いかけながら、リンは



あのときのことを思い出していた









後を追いかけて着いたのは、コンクリートで出来た建物


Aは、その前に立つ若い男に駆け寄った


「よし、いいコだな、よくやったね」



「「「「A！！」」」」


追いかけてきたトリコたちに、男は笑いかける


「やぁ、よく来てくれたね。歓迎するよ」



「....お前だろ、あれやったのは」

怒りを露にしながら、トリコが問う



「あれ？ああ、あの"役立たずの失敗作"のことかい？

そうだよ、気持ち悪いだろww」



顔に青筋が入る



「まあ、あんなのとヨルは格が違うからね

この子は僕の最高傑作さ！」



拳に力が入る



「ﾌﾝｯ、使い捨てなら、あんなのより良いのがたっくさんいるからね」

あっはっはっはっは



ﾀｯ



「五連...


釘パンチ！！」


ﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯ


「オレらは絶対にお前を許さねぇ！！！」


「ｸｸｸｯ」

土煙が晴れ、目の前にいたのは


目の赤い、黒髪の"少女"


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


三人に攻撃して欲しかったけど...

この頃のココとサニーの技がわからない....(泣)

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