不幸と生きる私の日常。 (ページ4)

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コメントページ4

昼休みになり、色葉とかいう名前の人が来なかったから、先程の茶番を取り返すように動画編集に没頭する。

家で撮影、学校で編集が出来る理由は、pcを持ち込んでいるから。

何時もこうしているので、普段は毎日動画投稿出来るが、最近は編集の時間が足りずに更新頻度が落ち、視聴者の人から心配される始末。

私としては、視聴者に迷惑をかけたくないけど、時間が足りない。

全く、彼奴の所為で…！

なんて事を考えている内に、倍速をかけたり要らない部分をカットする作業が終わったので、テロップを付け足す。

それが終わったら、コメント返信コーナーにコメント欄の写真(?)を貼る。

サムネイルは撮影した時点で製作したから、細かい作業をして、エンディングを繋げる。

これで、やっと投稿できる＿＿＿と言う時、昼休み終了10分前のチャイムが鳴った。

もう、さっさと投稿して残りの十分を自由に過ごそうと思い、YouTubeに動画を投稿する。

私のチャンネルは、動画の感想を教えてほしい、と言う思いがある為、「○コメ」等のコメントには、後に出来る編集機能で感想を書いて貰う。

でも、コメント返信コーナーで1コメの人に「おめでと」と言っているからか、アンチにも逢うことが少なくて地味に嬉しい。

既に通知を発見した人が居るらしく、「動画楽しみにしてました」といった内容を見なくても出来るコメントが幾つかある。

その中で、一つのコメントに目が留まった。

＿＿＿＿＿＿＿

[ぺいんとチャンネルゥ]

動画投稿楽しみにしてました！
これからもお体に気を付けて
頑張って下さい！(^-^)/

＿＿＿＿＿＿＿

「…何で？」

ぺいんとさんは、私よりもずっと知名度の高い実況者らしい。

らしい、というのは、私がその人の動画を見た事が無いから。

でも、既にそのコメントに返信をしている人が居た。

“二人ってコラボした事あったっけ？”

いえありません。

“コラボが無くても知り合いとか？”

彼は全くの他人です。

「……ﾊｧ」

コメント達を見ていると、自然に溜め息が漏れた。

「本当に、何」

コメントを見ていて、久しぶりに辛くなった。