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パニックになって言葉をぼつぼつ呟くが、どれも喃語となって口から放たれる。

困り果ててしまって目にじんわりと涙が浮かぶ。


「あう…」


ふと視線を感じた。


少し上の方を見ると先ほどの男性が体を少し起こして愛おしそうにこちらを見ている。




そしてその瞳に映る赤ん坊。


その姿は昔、母親から見せられた写真の中にいた赤子の時の僕そっくりで _______



やっぱりこれは輪廻転生、ということで間違いないのだろう。

見た目もこんなに似るなんて…。

少し考えていたが、ハッとして思い出した。


先ほどこの男性は寝ていたはずだ。僕の目の前で。





多分、僕が喋ってたから起こしてしまったんだろう。声量には気をつけてたはずなのに。



「おはよう。よく眠れたかい?」


ふんわりと優しく笑い、僕の頭を撫でる。

その手はやけに大きく骨ばっているが決して怖くはなく、むしろ安心感を抱かせるような暖かい手だ。



はい。と返事をするように喃語を呟くとその人は満足そうに瞬きをし、「よかった。」とかの人は言った。







えっちょっとまって



聖母では??????????えっ??パパ????



パパが聖母な件についてって題名のラノベ、今なら作れそうな気がするんだけど????



パパが聖母すぎて思わず顔が綻んでしまった。やば。


そんな僕の顔を見てくすっと聖母兼パパは笑う。



「そういえばそろそろ朝ごはんにしなきゃだね。君もお腹空いただろう。」


そういって僕の体を抱き上げベッドから立ち上がって何処かへ歩くパパ。


先ほどは見えなかった髪の毛のメッシュがさらさらときらめいている。


そして先ほどよりも顔が近い。やばい。やばい。


今の見た目は確かに赤ちゃんかもしれない。しれないが、中身は超健全的男子高生なのだ。



恥ずかしくて色々煩悩で脳みそがぐちゃぐちゃになってしまう。


瞬間、消える視界。



僕の意識は闇に溶けて行った。

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はまぐり(プロフ) - 好きすぎる… (2020年11月11日 14時) (レス) id: fe50b1b3b6 (このIDを非表示/違反報告)
柊諒先輩 - マッマ…………? (2020年8月13日 11時) (レス) id: 2a4f6a8d41 (このIDを非表示/違反報告)
いぶ - 目覚まし時計落としてご臨終になられました、、、笑いましたwwwwwwwwwww (2020年6月16日 18時) (レス) id: 15f026f67a (このIDを非表示/違反報告)
夢染 - かわいい!!!聖母…じゃくらい先生聖母すぎる…。めちゃんこすきです…更新楽しみしてます! (2020年4月15日 14時) (レス) id: b716b56083 (このIDを非表示/違反報告)
4ON(プロフ) - 語彙力なくて上手いこと言えないのですがとにかく大好きです!無理せず更新頑張ってください…!!応援してます! (2020年4月4日 9時) (レス) id: 9856af7875 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:八代 | 作成日時:2020年3月23日 22時

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