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目が覚めると辺り一面真っ白な空間が視界に映った。
目覚め一発目に真っ白な空間は辛いものがあり再び目を閉じようとすると突然生身の人間の者ではないであろう声が部屋中に響いた。
「コンパスへようこそ」
「コンパス…?そもそもコンパスってなに…」
訳の分からない場所と状況に1人放り出された私は混乱しつつも辺りを見渡していると頭上から突然よく分からない生物?が私の目の前に降り立った。
「ハジメシテ、コンパスヘヨウコソ」
「は、初めまして…?ここはコンパスっていう場所なんですか?」
「ハイ、ソウデス」
あまりにもあっさりとした返答に私はますます混乱するばかりだがそれよりも優先事項があった。
「あ、あの…初対面の人?にこんな事言うのもあれですけど…」
「ハイ」
「トイレ…どこですか?」
挨拶よりも前にトイレを聞くという第一印象最悪な事をしてしまった自覚はあったがそれよりも先にトイレに行きたくなってしまったのだ。
仕方ない、仕方ない。
トイレから出るとまた白い人のようなものが扉前で待っていてくれた。
いや、宙に浮いてるのに人な訳が無いか…
「お待たせ致しました、その…本当にすみません」
「イエ、ソレヨリモアナタハキョウカラココデセントウデータヲアツメテモライタイトオモイマス」
「戦闘データ?」
「ハイ、アナタハセントウケイケンガアルヨウナノデクワシイセツメイハハブキマスガココデセイカツヲシナガラホカノヒーロートタタカッテモライマス」
「なるほど…?」
「アナタノロールハガンナーデス。アマリゼンセンニデナイタイプデスネ」
「ガンナー…」
「デハキョウユウスペースニアンナイサセテイタダキマス」
「はい」
言っていることが殆ど理解できない上に片言で話されるから余計に聞き取りづらかったがとりあえず纏めてみると私は今日からここで生活するようでしかもひーろー?と呼ばれる人達と生活しながら戦う?らしい。
全く持って意味がわからない。
「ジコショウカイガオクレマシタ。voidollトモウシマス」
「あっどうも。私は…Aです」
「ニンシキカンリョウ。デハムカイマショウ」
苗字も名乗るべきかと考えたが聞かれたら名乗ればいいやと思っていたが特に何も言われなかった…ちょっと複雑な心境である。
「ココガキョウユウスペースニナリマス」
扉の隙間から部屋の中を覗くと人らしき影が見えた。
その中にとても見覚えのおる髪色が見えたので私は無我夢中に扉を開けた。
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ブリ(プロフ) - 葉流@マルコス愛さん» ありがとうございます!アダムいいですよね…!しかもシーズン来ますしお互い頑張りましょうね!! (2019年1月27日 15時) (レス) id: 15ed17f676 (このIDを非表示/違反報告)
葉流@マルコス愛(プロフ) - はぅ……だむぅ……よき( (2019年1月23日 20時) (レス) id: e55367f9ec (このIDを非表示/違反報告)
ブリ(プロフ) - 扇ちゃんさん» 温かいお言葉ありがとうございます!今作も見て頂けてとても嬉しいです...!扇ちゃんさんのご期待に添えるような小説が書けるかは分かりませんが精一杯頑張らさせて頂きますので見て頂けると幸いです! (2019年1月16日 15時) (レス) id: 15ed17f676 (このIDを非表示/違反報告)
扇ちゃん - ブリさんの新作楽しみに待ってました…!またアダム落ちで、しかも今回は色んなコンパスキャラが出てきて嬉しいですヾ(●´∇`●)ノ更新無理せず頑張って下さい!!!応援してます(`・ω・´)ゞ (2019年1月16日 14時) (レス) id: f2fb5d5d4d (このIDを非表示/違反報告)
ブリ(プロフ) - ソーンきゅんさん» コメントありがとうございます…!更新頑張らさせて頂きますので読み続けて頂けると幸いです! (2019年1月10日 14時) (レス) id: 15ed17f676 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ブリ | 作成日時:2019年1月4日 17時