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#52 ページ2

〜1日前〜





休みをもらった私は、ある男を呼び出していた



正確には、ある男たちだ


















「こんな朝早くからどうしたんだよ」







眠そうに目をこすりながら言うベクオッパ








今日は偶然にも、イシンオッパとギョンスオッパ以外は全員休みらしい










『実はさ、オッパたちに頼みたいことがあるんだよね』








私はこれからの計画をオッパたちに話した






オッパたちは多少戸惑いながらも協力してくれた











『よし!!じゃあまずは、この音声をあいつの会社と契約してる会社に届けに行こう!!』




「音声って?」




説明するよりも、実際に聞いてもらう方が早い



私が音声を再生させると、女の甲高い声が聞こえる






キムグループだけを尊重し、他の企業を蔑むような内容を叫んでいる













「こんな音声どうやって手に入れたんだよ」



『襲われそうになったときに』


「襲われた!?どういうこと!?怪我はしてない!?」







『襲われそうになっただけで、襲われてはないから。ちょっと投げ飛ばしただけで気絶したから全然大丈夫だったよ』




そう、実はあのとき(#48参照)にちゃっかり録っていたのだ







「さすが俺の可愛い妹!!」





「投げ飛ばしたって···それは可愛くねぇだろ」




『鬼師範が何言ってんの』




「俺はお前が合気道やりたいとか言い出すから、優しーく教えてやっただけだろ」





あのスパルタ指導のどこが優しかったのか分からないけど、おかげで助かったから良しとしよう



















それから私たちは、2人ずつに分かれて各企業に向かった

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作者名:ローウェイ | 作成日時:2022年8月28日 1時

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