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「、、、ねえ！！！！！はやく帰ってよ！！！！」
「PCセッティングしたらすぐ帰ってはないだろうーー！！まだ１５時だよ！？」
かれこれ数十分この言い合いだ
だってこれ以上一緒にいても何もすることもないし、、？？
普通に”またね”っと言うと天月くんは子供みたいに口をとがらせだだをこね出し今に至る
なんだか今日は天気悪そうだしはやく帰ったほうがいいと思うんだけどな、、
ここまでだだをこねられるとどうしたものか
渋々何か二人でできることを絞りだそうとした結果
「、、、じゃあなんかゲームする？」
わかりやすく嬉しそうに目を光らせる天月くん
「確か最近９６ちゃんがくれたのがあった気がするんだよねー」
もともとゲームは好きでいろいろとプレイはしてたけど、ほとんど引っ越しをするときに実家に置いてきてしまった
「ねぇ、、、、それ二人でできないやつね？ｗ」
あ、、９６ちゃんからもらったのはバイオハザードというゲームでいわゆるホラゲーだった
もうやることないし天月くんにプレイしてもらい私は後ろから見守ることにした
”これこの前９６ちゃんと配信でプレイしてさ、もうほんと９６ちゃんびびりまくりでおもろかったんだよねー”と天月くんは楽しそうに話しながらゾンビを撃ち殺していく。。。
そんな笑顔でこのゲームする人いないよ、、このナチュラルサイコパスめ、、、
「ん！ほらっAちゃんもやりなよ」
っとコントローラーを渡され渋々プレイしてみる
「うわっ、、うわぁぁぁぁ！！無理無理！死んじゃう死んじゃうって！！！！！！」
見てる分には楽勝だったのに、いざ自分でプレイしてみると怖くて仕方ない、、
”ほら！頑張って頑張って”と
必死に助けを求めても天月くんは意地悪な笑みを浮かべるだけで代わってくれない
「無理無理！交代してお願いーー」
無理矢理コントローラを天月くんにぐいぐい押しつける
ゴロゴローーーーー！！！！！
かなり大きな音とともに部屋の電気が消え、あたりは真っ暗になった
「うわ！停電かな？雷かなり近くに落ちたねー。Aちゃん、、、大丈夫、、？」
どうしよう、、雷が怖くて声が出ない、、
ホラゲーをしていたこともあり暗闇と雷がいつもより怖くて仕方ない
「あ、、あま、天月くん、、」
必死に声を絞り出し、目の前にいる天月くんの服をつかみ助けを求めた
「ん、、いいよ。怖かったらこっちおいで、、」
天月くんは私の腕をつかみ抱き寄せた
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作者名：瑠衣 | 作成日時：2021年6月18日 16時
