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1時間後Aの肩に頭を乗せて爆睡しているキヨが出来上がった。
フジ「A！今日泊まるんでしょ？」
『うん。泊まる』
牛沢「Aちゃんは大丈夫なの？」
『何がですか？』
牛沢「こいつらに襲われそうになるとかないの？」
『ないですね』
フジ「何てこと聞いてんの！」
ガッチマン「でもモテるでしょ？」
『モテたら彼氏の1人や2人できますよ』
ガッチマン「ははは！最近そういのはご無沙汰なの？」
『ないですね...そういうときめき欲しいですね』
Aはそう笑って答えると横にいたフジは何か閃いたのか「あ」と声を漏らす。
牛沢「どしたの？」
フジ「いや何でもない！ってかレトさん大丈夫なの？」
牛沢とガッチマンはずっと喋らないレトルトを見る。
レトルトは机に顔をうつ伏せた状態でいる。
牛沢「Aちゃん来た途端に飲むペース早くなったからな」
ガッチマン「緊張したのかもな。写真撮ったろ」
Aはガッチマン達を笑いながら見ているとふとテーブルの下に置いている自分の手に誰かの手が重なっていることに気付く。
横に座っているフジをゆっくり見ると口元にしーっと指をあてている。
そのままゆっくり恋人繋ぎのようにAの手を握っていく。
手を握った状態のまま4人で話しているとAは『トイレ』と席を立つ
ガッチマン「フジ君」
牛沢「俺も今気づいたわ。いつから繋いでた？」
フジ「レトさんの生存確認くらいから」
ガッチマン「うーわーまじか！！」
牛沢「いやらしいな！お前も！」
フジ「酒のせいでーす。あとキヨが起きてるとこういうこと出来ないから」
牛沢「お前...もっと飲んでおけ！」
ガッチマン「店員さん！ウイスキーロック4つ！」
フジ「やばい！やばい」
『あれ？トイレから帰ってきたら皆酔いまわってない？』
フジ「これAの分」
『ありがと』
牛沢「まじでAちゃん強すぎ」
ガッチマン「そろそろお開きにする？」
Aはウイスキーをぐっと一気に飲み干す。
『キヨ起こしますね』
キヨ「...頭いてー、A」
Aに抱き着くキヨを見てガッチマンはカメラを起動させる。
ガッチマン「明日キヨに送ってやろ」
『おい、重たいよーフジパス』
フジ「俺も酔ってるべー」
フジは後ろからAに抱き着く。
『おい、お前ら』
牛沢「キヨ、フジ、金！」
『あー、2人の分私出しますよ』
ガッチマン「どこまでも男前な子だな。これは2人が離さないのもわかる」
『あとから倍請求するので』
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作者名：みる | 作成日時：2021年4月1日 18時
