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―翌日
『よっしゃー！俺！復活！』
尾「おぉ、良かったなぁ」
赤「今回は早く治ったんやな」
北「一応マスクは付けときぃ」
北は一ノ瀬にマスクをつけてあげている。
大「ほんまオカンと子供やな」
北「こんなデカい子供は嫌やな」
『オカンと子供ちゃいますぅ〜。相棒ですぅ〜』
尾「なんや喋り方腹立つな」
一ノ瀬は北に抱きつきながら大耳たちと話す。
北「あんま飛ばしすぎるとぶり返すから今日は軽めにやで？」
『えぇ...大丈夫やって！』
北「アカン。去年のこと覚えてへんの？」
『うぅ...覚えてます』
北「迷惑かけたらあかんよ。今日だけ軽めにや」
『...はい』
赤「お、素直や」
尾「去年救急車で運ばれただけあるな」
『やめろ！思い出させるな！思い出なんかいらん！』
大「そんな所で部のスローガン使うなや」
北「まぁ、学びはええことや」
北は一ノ瀬の頭をくしゃっと撫でる。
尾「せやから信介は甘やかしすぎや...」
赤「飴と鞭やな」
大「信介はほんま優の扱いがうまいなぁ」
3人は2人を優しい目で見守る。
侑「あー！！優くんや！生きとる！」
銀「ほんまや！優くんや！」
角「ちゃんとマスクつけてるじゃん」
治「もう大丈夫なん？」
『お前らは治を見習え！治だけやぞ！心配してくれてんの！』
侑「サムは下心やで優く...ぐはッ！！」
侑が余計なことを言ったため治は侑のお腹に肘をいれる。
『下心でも何心でもええわ。治はええ子やな』
角「優くん。俺だって心配で8時間しか寝てないんだよ」
『べたなボケ方すな』
銀「俺だって心配で昨夜オムライスと唐揚げしか喉とおらへんかった」
『めちゃ食ってるやん。お前ら健康やん』
治「俺も心配で...」
『いや、お前もやろうとすなや。ってか侑はいつまでちっこくなってるん？』
侑「サム...お前思い切りやりよって...」
一ノ瀬は蹲っている侑の肩に手を置き『自業自得や』と楽しそうに笑う。
銀「優くん病み上がりなのによぉ喋んな」
『もう嫌や。何こいつら。ほんま疲れる』
角名は治の横に立ち、「良かったね。元気そうで」と呟く。
それに対して治も嬉しそうに頷く。
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作者名：みる | 作成日時：2022年12月5日 21時
