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海「はぁ？今更なんてない！！てか廉と紫耀はまだ始まってもないじゃん！！」
紫「！？」
海「言えばいいんだよ、そうやって素直に言えばいい。廉の思ってる事を口に出してくれないと、こっちが、紫耀がどんなに不安になるか分かるよね？」
廉「っ！！・・・それは、悪いって思ってる・・・」
海「ふ〜ん。じゃー今日の態度は何？何があったの？誘った時はなんだかんだ言って楽しそうにしてたじゃん」
しばらく考えて観念したのか、ひとつため息をついた後、ぼそぼそと話し始めた。
廉「・・・この前、気合入れて入った番組でスタッフが影で・・・『やっぱ、平野がいないとダメだ。盛り上がらないわ』って・・・俺がどんなに努力して頑張っても、結局は紫耀に勝てへん・・・そんな自分に腹が立つ」
紫「・・・」
海「・・・なんだ。やっぱ紫耀に甘えてるんじゃん。紫耀にならどんな態度とっても自分から離れないって、八つ当たりしても大丈夫だって分かってるから強く当たるんだろ？」
廉「なっ！！///そんな事ない！！」
海「そんな事あるの！！そうやっていつまでも意地張ってると、いつか紫耀が自分から離れちゃうよ？そんなの・・・後悔しても遅いんだよ・・・俺、廉と紫耀にそんな後悔してほしくない・・・俺みたいになってほしくない・・・」
なんでだろう・・・言ってるうちに涙が出てきた・・・。
廉「・・・」
紫「海人。ありがとう。俺らの為にそこまで言ってくれて・・・あとは俺が自分で言うから・・・本当にありがとうな」
肩を叩かれて、ぼやけた視界の中に紫耀の優しい笑顔が見えた。
海「このチャンス逃したらもう知らないからね」
紫「おう、任せろ」
廉に向かって行く紫耀を背に海辺のホテルに向かって歩いた。
これ以上二人の邪魔をするわけには行かないから今夜は泊っていこう。明日もオフの俺
はフリーダムだ。
少しだけ・・・何気に振り向くと二つの影が重なっているのが見えて、今度はうれし涙
が込み上げてきた。
やっぱ、誰よりも俺が一番のしょうれん担なんだからね。この座は誰にも譲れないわ。
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こあ(プロフ) - nikonnさん» わ、本当ですか……嬉しすぎる、ありがとうございます！私も謎の緊張が！！nikonnさんの書き方好み過ぎて…ぐうじさんの雰囲気とか、、。これからも応援してます！ (2021年6月24日 0時) (
レス) id: f6c76a4ec8 (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - こあさん» こあさん！！気付かずにいましたが、こあさんの作品読ませていただいてお気に入り登録しています！！こちらこそファンです(/・ω・)/スター作家さんに読まれていると思うと緊張しますがこれからも頑張ってください(/ω＼) (2021年6月23日 15時) (レス) id: 7317fbc03f (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - こあさん» ファン・・・ファン・・・ファン・・・なんて素敵な響きでしょう(/ω＼) 本当に嬉しいです！！励みになりました('◇')ゞ頑張って書き続けます！！ (2021年6月22日 8時) (レス) id: 7317fbc03f (このIDを非表示/違反報告)
こあ(プロフ) - 前作から大ファンです……読むのが遅くなって悔しいですが、本当に好きな作品です。素晴らしかった……泣 (2021年6月22日 0時) (レス) id: f6c76a4ec8 (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - aoさん» 前作まで読んで頂きありがとうございますm(_ _)m 私も書きながらニヤニヤしていました！！同じように感じて貰えて幸せです。引き続き頑張っていきます！！ (2021年3月28日 23時) (レス) id: c33941b04c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nikonn | 作成日時：2020年10月29日 17時
