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それから3日間、海人の熱が続いた。
心配性の廉をはじめ、みんなが代わる代わる家に来ては海人の看病をしていた。
ドラマ撮影で来れない紫耀を除いて。
神「37.2℃。まだ少し熱いけど大分下がったね。なんか食べれそう？」
海「・・・少し、お腹空いたかも。神・・・」
神「うん？」
海「ありがとう。あと・・・ごめんね。」
何に対して言っているんだろうか。
神「・・・わがまま末っ子は海人の特権だろ。ただ、甘えていればいいんだよ。」
そう言ってキッチンに向かった。
鼻声だったけどやっとちゃんと会話ができるまでに回復して安心した。
神「お待たせ。」
まだ、気怠そうな海人を起こして、背中にクッションを挟んで座らせる。
海「これ、神が作ったの？」
神「そうだよ。普段料理しないけどおかゆぐらいならできるよ。ちゃんと味見もしたから
安心していいよ。」
海「ふふ。貴重な一杯だね。嬉しい。」
自分で食べると主張したが、スプーンを握る手がまだ震えていてうまくいかなかった。
神「こんな時ぐらい、頼ってほしいな。俺が食べさせるから。」
海「・・・お願いします。」
神「はい。あ〜ん」
海「なんか・・・恥かしいね」
照れくさそうに、少しずつではあったけど何とか完食した。
海「ありがとう。美味しかった」
神「どういたしまして。」
片付けから戻るとまだ座ったまま何か考えているようだった。
神「寝てなくていいの？」
海「うん。あのさ・・・神・・・俺が熱出してる時さ、みんな・・・来てた？」
そういう事か・・・。
言いにくそうにしていたけど、きっとずっと聞きたかった事だろう。
神「みんな来たよ。あと、紫耀も・・・」
海「・・・やっぱり・・・夢じゃなかったんだ・・・そっか」
思いつめた表情でそれ以上に何か言うことはなかった。
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nikonn(プロフ) - 菜花桃さん» ありがとうございます(^O^)他サイトでも投稿始めました！！読んでくださって感謝です！自投稿ですのでご安心くださいm(_ _)m (2021年7月5日 0時) (
レス) id: c33941b04c (このIDを非表示/違反報告)
菜花桃(プロフ) - はじめまして！突然失礼します！主様、他のサイトでもこの小説載せていますか？同じ作品があったので連絡させて頂きました汗 (2021年7月4日 20時) (レス) id: 3fd911b205 (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - みゆきさん» 尊いですよね！！嬉しいコメントありがとうございます。続編を今作成中です。よかったらご覧ください(〃ω〃) (2021年2月14日 11時) (レス) id: c33941b04c (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 何て素敵なじぐかい… 尊い (2021年2月14日 6時) (レス) id: f7beb3d192 (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - マメさん» マメさん本当にいつもありがとうございます。コメントくださるお陰で最後まで書くことができました。自分の読みたいものを書いたらこんな形になりました。共感して頂けるとうれしいです。近いうちに続きが書けたらと思います。ガンバルぞ―!(^^)! (2020年5月22日 14時) (レス) id: 7317fbc03f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nikonn | 作成日時：2020年4月8日 16時
