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ガチャ。
少しして紫耀が寝室から出てきた。
ソファに座っている俺と目が合うと申し訳そうに眼を逸らした。
紫「海人、また寝たから。・・・あのさ・・・悪かった。俺まだ神に謝ってなかった」
気まずいのか歯切れが悪かった。
神「別にいいよ。俺のせいでもあるし・・・」
紫「え〜と、言い訳になるんだけどさ・・・二人が一緒にいるのを見たら、神と・・・海人が、二人とも俺から離れて行くような感じがして・・・俺・・・寂しかったんだ。」
絶対的なエースの紫耀が実は一番繊細で傷付きやすい事を俺達は知っている。誰よりも
一番仲間を求めているのも・・・分かっていた。
神「紫耀にそう思わせてごめん。でも知っていてほしい。俺、海人が好きなんだ。仲間と
してではなくちゃんと恋愛対象として見てる。」
紫「・・・そっか・・・」
神「今回も俺からキスしたんだよ。だから海人は何も悪くない。・・・海人が好きなのは
紫耀だから・・・勘違いしないであげてほしい。」
紫「・・・分かった」
神「俺から言うことじゃないって分かってるけど・・・ちゃんと海人の事真剣に考えて
ほしい。海人ずっと苦しんでいたから・・・ちゃんと向き合ってあげてほしい」
紫「神は・・・それでいいのか？」
神「良くはないよ。でも、・・・海人が求めているのは俺じゃないから・・・」
さっきの光景が頭をよぎって、ズキンと胸が痛んだ。
紫「・・・分かった。俺、きちんと考えるから。海人の事・・・」
また、来る。と言い残して紫耀が帰って行った。
神「・・・何言ってんだろう・・・俺」
自分でも呆れるぐらい馬鹿だと思う。
でも、紫耀の海人に対する行動を見ていたら、案外、紫耀が気づいていないだけで可能性があるような気がした。
もしも、二人がうまくいったらちゃんと祝福しよう・・・うまくできるか分からないけど、
海人が幸せならきっと出来る・・・そんな気がするんだ。
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nikonn(プロフ) - 菜花桃さん» ありがとうございます(^O^)他サイトでも投稿始めました！！読んでくださって感謝です！自投稿ですのでご安心くださいm(_ _)m (2021年7月5日 0時) (
レス) id: c33941b04c (このIDを非表示/違反報告)
菜花桃(プロフ) - はじめまして！突然失礼します！主様、他のサイトでもこの小説載せていますか？同じ作品があったので連絡させて頂きました汗 (2021年7月4日 20時) (レス) id: 3fd911b205 (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - みゆきさん» 尊いですよね！！嬉しいコメントありがとうございます。続編を今作成中です。よかったらご覧ください(〃ω〃) (2021年2月14日 11時) (レス) id: c33941b04c (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 何て素敵なじぐかい… 尊い (2021年2月14日 6時) (レス) id: f7beb3d192 (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - マメさん» マメさん本当にいつもありがとうございます。コメントくださるお陰で最後まで書くことができました。自分の読みたいものを書いたらこんな形になりました。共感して頂けるとうれしいです。近いうちに続きが書けたらと思います。ガンバルぞ―!(^^)! (2020年5月22日 14時) (レス) id: 7317fbc03f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nikonn | 作成日時：2020年4月8日 16時
