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『……ぷはっ！』
冷たい水が喉を通り抜け、全身にまわる。
こんなに美味しい水は飲んだ事がなかった、開けた場所にもでれたし、水もある。少しの見えた希望に安心したのだが
私は川に鮮明に映る自身の姿に目を離せなかった。それなりに時は経っていた。髪も伸びていた。なら顔付きも少しばかりは変わっている、でもでも私はこんなーーー。
こんなにおぞましい程煌めく赤い瞳だったか
まるであの時の林檎のような瞳に寒気が走り、自信を守るように抱きしめた。怖い、ただ怖い。
変わってしまった自分に、誰一人も知ることも無く。生きてしまっている今が怖い、一人が嫌いなのに突然の孤独感に襲われ……怖い
もうやめよう、寝てしまおう
なにも今は考えずに眠ってしまいたい。
丁度もう夜になっている時間帯だろうし、問題は無い、早く寝て早く起きて出発しよう。それが一番いい。
起きてから危険な動物が襲って来たなんて怖い話は嫌な為、少し高い岩に登り腕枕にして目を閉じた。
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『ねぇお母さん、』
「どうしたのA。怖い夢でもみた？」
『…お母さんは私を置いていかないよね』
「それは約束できないわね」
ふんわりとプラチナブロンドの髪が揺れる。私は母似でなかった、髪や瞳は父と祖母から。顔立ちに関しては両親には似ておらず、遠目からは違和感はないが、近くから見られたら本当に親子なのか疑われてしまう程。
「Aーー。」
『なぁにお母さん、なんで泣きそうな顔をしてるの』
「…幸せになるのよ、結婚も好きな人としなさい。貴方を本当に愛してくる人と。」
『うん…でも私を愛してくれる人とは出会えるの？』
「それは分からないわ、でもねお母さんは出会えたの。」
『お父さんに？』
「……違うわ。」
『……』
「もし嫌な事があって逃げてしまいたいなら、逃げてもいいわ。でも必ず向き合う事は約束してちょうだい。この先何があるかわからない。私もそれを見届ける事はできないし、傍に居てあげることもできない。」
『うん約束する。』
「ふふっ偉い子ね。それともう1つ
もう時期出会う新しいママには注意するのよ。
絶対に隙を見せてはダメ。できるだけ関わらないようにして欲しいけどそれは無理だから……。貴方の専属執事には話しておいたから、何かあったら彼を頼りなさい。パパが怖いと思ったら直ぐにその場から離れるのよ……いいわね、」
うんーーー。
約束よーーーーーーー。
私の愛しいA
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honoka(プロフ) - Sugarさん» ありがとうございました！早速見に行きます！ (2019年6月2日 15時) (
レス) id: 9e38ce5fa2 (このIDを非表示/違反報告)
Sugar(プロフ) - honokaさん» できました〜(*‘ω‘ *)私の作品のイラスト置き場。の所に投下したので見ていただけると幸いです〜(*^-^*) (2019年6月2日 14時) (レス) id: 49dcb73f55 (このIDを非表示/違反報告)
Sugar(プロフ) - honokaさん» あまり上手いとは言い切れませんが頑張ります！ (2019年5月27日 17時) (レス) id: 49dcb73f55 (このIDを非表示/違反報告)
honoka(プロフ) - Sugarさん» え、いいんですか！？全然OKです！ (2019年5月27日 15時) (レス) id: 9e38ce5fa2 (このIDを非表示/違反報告)
Sugar(プロフ) - あの...夢主ちゃんって描かせて頂いても？ (2019年5月27日 15時) (レス) id: 49dcb73f55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：IH | 作成日時：2018年12月12日 1時
