４１話 ページ42
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トントンさんとは結構気が合うらしい、
お互い相槌を打ちながら会話はどんどん進んでいく
そんな時間にも終わりは来てしまうものでーー。
トントンさんが止まった目の前にあるのは私の瞳と同じ赤い扉、貼り付けられた金の装飾のネームプレートには私の名前が彫られていた
ここはもしかして
『私の……部屋ですか？』
tn「そうやで、グルッペンが案内しとくようにってインカムで言ってたからな」
『いいんですか？見知らぬ私の部屋まで用意していただいて、客室でも良かったのでは』
これは最初から思っていた事だ、国の幹部や総統と言う重大な存在な筈なのに、ゾムが連れてきたからと言ってそんな簡単に信頼なんか出来ない
ましては幹部と同じ階に部屋を設けるなんて
tn「……確にそうかもしれんが、ゾムに信頼されるなんて滅多にないんや、それはずっと見てきた俺らが知っとる」
『ゾムに？』
tn「おん、それにAさんのことはグルさんからよく聞いてたんや、そりゃもう徹夜しとんのに寝かせてくれなかったことあったな」
そうだったのか、と言うかグルッペンさんから話を聞くだけで素性の知らない私を信頼してしまうなんて
てか私の話ってどうゆう事だ、私にそれ程詳しく書かれた書物があるって事でいいのかな？それって怖くない？
それで信頼関係が築けたのならいいけれど
『そう…なんですか』
tn「Aさんがそういう人やないって事ちゃんと分かっとるから、最初は少しギスギスするかもしれへんけど、そのうちあいつ等も慣れて普通に接してくるようになると思うで」
『そうなるといいですね』
そう言いながらトントンさんが開けた扉の向こうは、私が城に住んでいた頃と全く同じ部屋だった
グルッペンさんとは真反対の白い部屋
そして鼻をくすぐる少し甘い匂い
懐かしい、城に戻ったようだ
懐しさにふける中目に映ったのは綺麗なタンスの上。１つの写真立てが置かれていた、そんなもの私の部屋には置いてなかった気がする、一体あれはなんだろうか
tn「A……さん？」
トントンさんの声も耳に入らず、
一直線にその場所へと足を進めた
『……っ』
カタリと伏せていた写真立てを戻すと
懐かしい写真が少し破れながらも入っている
その写真に映るのは私の唯一の大切な人
『……叔母様』
ニコリと笑う叔母様は私が見てきた頃よりも皺が増え、かけていなかった眼鏡も付けている
グルッペンさんはどうしてここまで……
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honoka(プロフ) - Sugarさん» ありがとうございました！早速見に行きます！ (2019年6月2日 15時) (
レス) id: 9e38ce5fa2 (このIDを非表示/違反報告)
Sugar(プロフ) - honokaさん» できました〜(*‘ω‘ *)私の作品のイラスト置き場。の所に投下したので見ていただけると幸いです〜(*^-^*) (2019年6月2日 14時) (レス) id: 49dcb73f55 (このIDを非表示/違反報告)
Sugar(プロフ) - honokaさん» あまり上手いとは言い切れませんが頑張ります！ (2019年5月27日 17時) (レス) id: 49dcb73f55 (このIDを非表示/違反報告)
honoka(プロフ) - Sugarさん» え、いいんですか！？全然OKです！ (2019年5月27日 15時) (レス) id: 9e38ce5fa2 (このIDを非表示/違反報告)
Sugar(プロフ) - あの...夢主ちゃんって描かせて頂いても？ (2019年5月27日 15時) (レス) id: 49dcb73f55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：IH | 作成日時：2018年12月12日 1時
