３３話 ページ34
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zm視点
気分が悪い、腸が煮えくり返りそうだ、
グルッペンに抱きしめられたAを見て、よく分からない感情が自身の中で渦巻き心臓が押し潰されそうな感覚を覚える
幸いグルッペンの背中でまだ誰にも姿を見せていないAを隠すように腕を引っ張り、自分の腕の中に閉じ込めた
gr「……そうかゾムもか」
zm「もってなんやねん」
お互い眼光を光らせ睨み合う
グルッペンと俺から溢れ出る殺気の間にいるAに負担が掛かってるなんて知らず、腕の中で小刻みに震えるAの身体
tn「お前らなにしとるん？」
gr「っ」
zm「……トントンっ」
低い冷たい声が俺とグルッペンの横から耳を伝って通り抜けるが、そっちを向きたくないで……
グルッペンも同じなのか冷や汗をかきながら俺と同じ方向、つまりトントンがいる場所の反対方向を向いていた
tn「聞いとるんか？」
gr.zm「…はい」
tn「はぁまぁええわ
とりあえずゾム…そいつ誰なん？」
あの空気は何処いったのかと言う程、
あっさり前の話に戻されてしまったがまぁええわ
Aの肩をポンポン叩くときっと意識していないが上目遣いになっている、ほんま心臓に悪いわァ
ut「へぇゾムが男連れ込むなんて初めてやない？そんなにええ子おったの？僕にも見してや」
どこから湧いたのだろう大先生が横からひょっこり出てきては、腕の中におったAの腕を引っ張り自身に引き寄せた
離れていく暖かい温もりと
その瞬間交わる赤と青の瞳
宝石の様な二人の目に少し嫉妬した
『……っ』
ut「へ？」
大先生の情けない声が近くにいた俺らに聞こえた。目を合わせたまま、まるで絵のように時が止まった彼等に腹が立つ
じわじわと大先生の不健康な白い頬が赤く赤く染まっていくが、2人がお互いに離れる様子はなくそのままんまだ
zm「大先生、白雪姫ことAや」
早く離れて欲しくて、すぐにAの許可も取らずに彼女の名前を言う。よりによってこいつに紹介なんてしたくなかったが
『…えと…Aです。』
ut「……」
zm「あーこいつは鬱大先生。大体皆鬱とか大先生とか呼んでるで」
『……大先生でいいのかな？』
そのまま何も言わず
すぐさまAからサッと離れる
いつもはそんな声出したりしないのに、余っ程衝撃的だったのかそのまま固まった大先生はあろう事か
『だっ大丈夫ですか！？』
ut「ちょっと待って!!!???」
鼻血を出した
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honoka(プロフ) - Sugarさん» ありがとうございました！早速見に行きます！ (2019年6月2日 15時) (
レス) id: 9e38ce5fa2 (このIDを非表示/違反報告)
Sugar(プロフ) - honokaさん» できました〜(*‘ω‘ *)私の作品のイラスト置き場。の所に投下したので見ていただけると幸いです〜(*^-^*) (2019年6月2日 14時) (レス) id: 49dcb73f55 (このIDを非表示/違反報告)
Sugar(プロフ) - honokaさん» あまり上手いとは言い切れませんが頑張ります！ (2019年5月27日 17時) (レス) id: 49dcb73f55 (このIDを非表示/違反報告)
honoka(プロフ) - Sugarさん» え、いいんですか！？全然OKです！ (2019年5月27日 15時) (レス) id: 9e38ce5fa2 (このIDを非表示/違反報告)
Sugar(プロフ) - あの...夢主ちゃんって描かせて頂いても？ (2019年5月27日 15時) (レス) id: 49dcb73f55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：IH | 作成日時：2018年12月12日 1時
