２８話 ページ29
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gr視点
軽々しい声と共に入ってきたのはついさっき話していた行方不明であるゾムであり、自分のパーカーを着せた何かを横抱きにしながら入ってくる。
gr「……」
俺の言葉はフラグの様に素早く回収。
俺凄くね……？
いや別に悪い事ではないのだがこんなに早く回収されてしまうと今後の発言が怖くなってくるゾ
kn「……ゾムなんか？」
ht「……幽霊とかやめてよ」
sho「ほんまにゾム？」
皆が困惑しながらも扉の前に立つ、見慣れた茶色い長い前髪にそこから覗く二つの光る緑色の双眼、やってやったとニヤリとあがる口からはギザギザの歯が並んでいる
唖然としている中コツコツとこちら迄歩いてきては抱いていた彼女を下ろし自分の背中へ隠した
zm「…連絡忘れとった！」
あれ程心配し暗い雰囲気だったのだが、ロボロは持っていた資料を落としそこを這うような低い声で「は？」と呟く
ゾムの一言でコネシマが涙目になりながらも大声で駆け寄る
kn「ゾムっお前よく無事で……
なんて言う訳ないやろなにしとんじゃい!!!!!!!」
ｺﾞﾂﾝーーー!!!!!!!。
そう良い音が会議室に木霊する、予想以上に強く叩かれていたいのか唸っているゾムめがけてシャオロンが鳩尾にヘッドアタック。
zm「いっ…強く叩きすぎやろ！？」
sho「アターック!!!!」
zm「うっ」
大先生も混ざって叩こうとしていたが、逆に返り討ちにあって「ｱｱﾝ♡」などと汚い声を上げているいつもと変わらない日常風景。
ゾムの後ろで小さくなる人物を除いて
『ぇ……あぅ』
ゾムに寄ってきたシャオロンとコネシマと大先生、必然的に後ろに隠れていた人物にも近くなってしまうのは当たり前、急激な変化に慣れず戸惑っている
焦っているのか小さい体をもっと縮こませて、ゾムのシャツを後ろから握っている姿がチラリと見えた
zm「あっそういや紹介したいやつおんねん」
ゾムが自分の服を掴んでいたその子の手をグッと引っぱり前に突き出したせいか、被せていたゾムのパーカーがフワリと揺れ
少しだけ何かが見えた気がした
見たことある艶かな黒髪と
真っ白な肌に生える赤い唇に
gr「……っ」
時が止まった様な感覚した
この感覚は体験したことがある
小さい頃に彼女を初めて知った時や
エミさんから彼女の絵画を見せて貰った時のような体全身に走る興奮は
既に俺の脚は早歩きで近づいていた
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honoka(プロフ) - Sugarさん» ありがとうございました！早速見に行きます！ (2019年6月2日 15時) (
レス) id: 9e38ce5fa2 (このIDを非表示/違反報告)
Sugar(プロフ) - honokaさん» できました〜(*‘ω‘ *)私の作品のイラスト置き場。の所に投下したので見ていただけると幸いです〜(*^-^*) (2019年6月2日 14時) (レス) id: 49dcb73f55 (このIDを非表示/違反報告)
Sugar(プロフ) - honokaさん» あまり上手いとは言い切れませんが頑張ります！ (2019年5月27日 17時) (レス) id: 49dcb73f55 (このIDを非表示/違反報告)
honoka(プロフ) - Sugarさん» え、いいんですか！？全然OKです！ (2019年5月27日 15時) (レス) id: 9e38ce5fa2 (このIDを非表示/違反報告)
Sugar(プロフ) - あの...夢主ちゃんって描かせて頂いても？ (2019年5月27日 15時) (レス) id: 49dcb73f55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：IH | 作成日時：2018年12月12日 1時
