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kn視点
kn「あ"ーーー」
晴天に向かって腕を伸ばす。
ポキリといい音が肩から鳴り、自分自身に疲れが溜まっているのだと知らせてくるが休めないのが現実だ。
先日の戦争では兵を率いて前線に立ち多く貢献したというのに、まさか次の日が見回り当番だとは知らなかった。
歩く度にピリピリと剣を掠めた足が痛む。
出る前にペ神のとこに行けばよかったなどと考えても遅く、目の前で俺に手を振るお世話になっている商人に手を振り返す。
この激しい2ヶ月の頃とは大違いに、人々の笑顔が溢れ会話が城下町を包んでいる。少し前までは空軍に脅え、店も大半閉まっており城の者以外を見るのが久しく感じた。
「コネシマｰ!!!今度またサッカー教えてくれよな！」
kn「……おん(休みたかったけど、まぁええか)」
街の人々が無事でよかったと言っていいのだろうか。
今回の戦争では今までよりも兵士の被害が大きかった。常に幹部を支え道を切り開くために犠牲となった者が、俺の部隊では他の部隊よりも何倍も多かった。
ただ油断してしまった
いつもなら早く終わったはずが、敵を軽視し過ぎてしまった。長く掛かる思わず食料の量を見誤ってしまい、餓死者が出てしまった。武器をしっかり管理していなく錆び付いてしまい、敵兵を一撃で仕留めることができず、味方に怪我を負わせてしまった
まだ沢山言い訳がある。
全責任は俺なのに、旅経つ兵士は皆最後にこう言った
「我々国万歳ーー。」
強制的ではない言葉なのに、今まで見せたことの無い笑顔で俺よりも声高く空へと叫んでいた。
ただ今回俺は無力だったのだ。
握り締めた拳からポタリと血が流れ、そのまま地面に染み込んでいく。
kn「(見回り当番でよかったんかな俺的には)」
きっと部屋で休んでいたらそのまま考え込んでいただろう。罪悪感で押し潰されそのまま当分部屋から出てこなかったかもしれない。トントンはそれをわかっていたのか
kn「せやからあんな顔しとったんやなぁ」
流石トントンやなぁ
うんうんと道の真ん中で頷く中ーー
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｰｰｰ。
聞き慣れない音がインカムから鳴った。
確かこれは城壁警備員の音だったはず、滅多になる機会はないし一瞬何かわからなかったが、何かあったんか。急いでボタンを押し繋いだ
〈警備員「こちら北門警備3班ロレンス隊員です。現在侵入者が逃走中。黒い外套を被っており路地裏に逃げ込みました」〉
kn「ほぉーん…わかったわ」
この国は俺が守ったる。
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honoka(プロフ) - Sugarさん» ありがとうございました！早速見に行きます！ (2019年6月2日 15時) (
レス) id: 9e38ce5fa2 (このIDを非表示/違反報告)
Sugar(プロフ) - honokaさん» できました〜(*‘ω‘ *)私の作品のイラスト置き場。の所に投下したので見ていただけると幸いです〜(*^-^*) (2019年6月2日 14時) (レス) id: 49dcb73f55 (このIDを非表示/違反報告)
Sugar(プロフ) - honokaさん» あまり上手いとは言い切れませんが頑張ります！ (2019年5月27日 17時) (レス) id: 49dcb73f55 (このIDを非表示/違反報告)
honoka(プロフ) - Sugarさん» え、いいんですか！？全然OKです！ (2019年5月27日 15時) (レス) id: 9e38ce5fa2 (このIDを非表示/違反報告)
Sugar(プロフ) - あの...夢主ちゃんって描かせて頂いても？ (2019年5月27日 15時) (レス) id: 49dcb73f55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：IH | 作成日時：2018年12月12日 1時
