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入学編 エピローグ1 ページ28

一「ハァハァ
くそ!」

玲『待て!
司!』

司一の後ろ姿が見えたが近くの部屋に入っていった

玲『(サブマシンガンは10丁…
次の部屋に待ち構えているテロリストは11人
残党はこれで全部ね)』

先程と同様私は銃器を分解させた

玲『(物理的な障壁など魔法の障害にはならない
特に私の魔法の前ではー
物体であればその構造情報を構成要素へ
情報体であればその構造自体をバラバラにする)』

これが私が自由に使える二つだけの魔法ー
その一つ

<分解>

最高何度の魔法の一つ
構造に対する直接干渉

私はその能力を生まれ持ってしまったために他の魔法をまともに使えない
私の魔法演算領域はこれともう一つの最高難度魔法に占有されてしまっているから

玲『(けど今は多様な魔法など必要ない
もはや敵の手に銃器はないのだから)』

その時

キィィィン

不可聴な音が部屋中に響き渡る

一「クックック……
フハハハハ
どうだい魔法師
本物のキャスト・ジャミングは!」

玲『(大量のアンティナイト…
アンティナイトは産地が極めて限定された軍事物質高山地帯ー
それも古代文明が栄えた地のみ)
雇い主(パトロン)はウクライナ・ベラルーシ再分離独立派
そのパトロンのスポンサーは大亜連合といったところか』

一「う……
やれっ!
魔法が使えない魔法師などただのガキだ!」

キィィン ジャキッ カシュッ

部下たちはキャスト・ジャミングを発動させ襲いかかろうとしたが私はCADの引き金を引いた

部下「ぎゃあああ!!」

急所は外したものの動けなくした

一「何故だ!
何故キャスト・ジャミングの中で魔法が使える!?」

キャスト・ジャミングは他者の魔法発動を阻害するサイオンを作り出す一種の無系統魔法

ならばその構造を分解してノイズを細波に変えてしまえばいい
更に魔法式を設定して射線上の人間のあらゆる細胞物質
その全てを分子レベルに分解し穴を穿った

入学編 エピローグ2→←スペシャリスト4※視点なし



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レンサ(プロフ) - 零さん» 頑張ります! (2019年2月16日 13時) (レス) id: 6d7ff987c8 (このIDを非表示/違反報告)
- 続き、ありがとうございます。頑張って下さい! (2019年2月16日 13時) (レス) id: 3aeee74b29 (このIDを非表示/違反報告)
レンサ(プロフ) - 零さん» ありがとうございます!!これからも頑張ります! (2018年12月23日 15時) (レス) id: ac2149fdb8 (このIDを非表示/違反報告)
- とても面白いです。続きを楽しみにしています。 (2018年12月23日 15時) (レス) id: 659ff4fdc1 (このIDを非表示/違反報告)
レンサ(プロフ) - まるさん» ご指摘ありがとうございます。確認しなかった私のミスです。先程外しました。 (2018年10月21日 9時) (レス) id: 54802ccd7e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レンサ | 作成日時:2018年10月21日 7時

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