秘匿技術2 ページ18
玲『ただしキャスト・ジャミングを使うには四系統八種類全ての魔法を妨害できる特別なサイオンノイズが必要となる』
エリカ「それって特殊な石がいるんじゃなかったっけ
ええっとアンティ…」
美月「アンティナイトよエリカちゃん」
エリカ「そうそれ!」
エリカは美月のおかげで思い出した
美月「玲さん
アンティナイトを持っていんるですか?」
玲『まさか
確かにアンティナイトにサイオンを流すだけでジャミング用のノイズは発振される
でもあれは軍事物質だよ
一民間人が手に入られる物じゃない』
美月「えっ?
でも…」
美月は疑問に思っている
玲『…オフレコで頼みたいんだが』
エリカ・レオ・美月「うん」
3人は私の方に前のめりになった
玲『正確には私が使ったのはキャスト・ジャミングじゃなくてその理論を応用した「特定魔法のジャミング」なんだ』
レオ「そんな魔法あったか?」
美月「ないと…思います」
エリカ「信じられない話だけど…」
エリカはため息をついた
エリカ「一介の高校生玲くんが新しい魔法を理論的編み出したってこと?」
玲『偶然発見したと言う方が正確かな
二つのCADを同時に使うとサイオン波の干渉で魔法が発動しないってことは知ってるよな?』
3人は同時に頷いた
玲『その干渉初めて波を利用するんだ
一方のCADで妨害したい魔法の起動式
もう一方ののCADで逆方向の起動式を展開する
その際に発生するサイオンの干渉波をキャスト・ジャミングと同じように相手に放つんだ
相反する二つの魔法
その起動式同士で発生するサイオン干渉波を“無系統魔法”として放つ
すると元々発動するはずだった二種の魔法と同種類の魔法発動をある程度妨害できる
つまり今回は「振動魔法のジャミング」を使用したというわけだ』
3人は信じられないという顔をしていた
レオ「すげえじゃん
なんでそれがオフレコなんだ?
特許取ったら儲かりそうな技術じゃねぇか」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 216人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レンサ(プロフ) - ミルスさん» 指摘ありがとうございます｡先程直しました (2018年11月1日 16時) (
レス) id: ac2149fdb8 (このIDを非表示/違反報告)
ミルス - 決裂9の「騙したのね」「騙しまのね」になっていますよ。 (2018年11月1日 16時) (レス) id: 77b86c316b (このIDを非表示/違反報告)
レンサ(プロフ) - 式さん» 書き忘れておりました｡指摘ありがとうございます｡ (2018年7月22日 11時) (レス) id: 54802ccd7e (このIDを非表示/違反報告)
式(プロフ) - 背後組織1のところで、玲が壬がに剣道少女と言っていて美少女とは言ってないと思うのですが、勘違いだったらすみません！更新楽しみにしてます、頑張ってください！ (2018年7月22日 11時) (レス) id: 4d4834db33 (このIDを非表示/違反報告)
レンサ(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!週1更新ですが頑張ります! (2018年4月16日 7時) (レス) id: ac2149fdb8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：レンサ | 作成日時：2018年1月23日 22時
