幸平の娘番外編弐 (ページ5)

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少年との再会3 ページ5

控え室

各ユニットは自分達の控え室で本番まで寛いでいた

｢今回のライブも満員じゃのう｣

｢そうだね
沢山の女の子たちが来てくれてるから頑張れるよ｣

UNDEAD所属の朔間零と羽風薫が話していた

｢よっしゃー!
今日も盛り上げるぜっ!｣

｢今ここで大声出してどうすんの?
…ん?｣

既に気合いが入っている大神晃牙に呆れる薫はSNSの投稿を見て手が止まった

｢どうしたんですか羽風先輩｣

薫に声をかけたUNDEAD所属の乙狩アドニス
この4人でUNDEADとして活動している

｢いや…
なんかこの2人どっかで見たことがあると思って｣

そう言って3人にあるSNSを見せる
その投稿はAが投稿した写真

｢!?
こいつは…｣

もちろん大神は忘れる筈がなかった

｢知り合いかのう
わんこや｣

｢まぁな…｣

｢もう～
じれったいな
もったいぶらずに早く言いなよ｣

薫に急かされる大神は嫌々ながらも話した

｢俺様がガキの頃のギターの師匠｣

もういいだろう!と言う大神は師匠が来てくれたことに若干嬉しかった

｢ほう…
興味深い…｣

朔間の呟きには誰にも聞こえなかった