【魔法科高校の劣等生】私は深雪の姉5

弱点�� 2 ページ44

レオ｢いいぜ
守備って何すりゃいいんだ?｣

幹比古｢遊撃?｣

玲『モノリス・コードの勝利条件は知ってるでしょ?』

モノリス・コード
通称｢モノリス｣
森林や平原などのステージで敵味方
各々三名の選手が魔法で競う男子のみの競技
(私は例外で参加)
勝利条件は相手チーム全員を戦闘続行不能にするか敵陣にあるモノリスを割り隠された五百二十字のコードを送信すこと

玲『�．皀離螢垢魍笋襪砲論賤僂量儀賄�魔法を｢鍵｣として撃つ
��割れたモノリスを魔法で接着するのは禁止
��｢鍵｣の最大射程は十メートル』

レオ｢ってことは俺の役目は
�‥┘繊璽爐鮟愁瓠璽肇覦米發剖瓩鼎韻覆�
�◆惴亜戮鯊任噌�まれても割れないようにモノリスを押さえておく
�Ｅ┐遼験欧鬚垢�
──の三つか｣

玲『満足よ
しかもレオの得意な硬化魔法でモノリスを｢くっついたまま｣の状態に維持するだけならルール違反は取られない』

レオ｢それって立派な『悪知恵』だぜ?｣

玲『レオはエリカと同じことを言うのね』

レオ｢よしてくれ!｣

エリカ｢どーいう意味よ!｣

美月｢ハイハイ
二人とも落ち着いてください｣

レオとエリカがヒートアップする前に落ち着かせようとする美月

レオ｢で?
敵を撃退する方はどうすりゃいいんだ?
遠隔攻撃魔法は苦手だぜ俺｣

玲『これを使うわ』

レオ｢！｣

頭を搔くレオに私は実験台に使った剣を取り出した

レオ｢でも物理的な攻撃は禁止だろ?｣

玲『パンフレットを見て
質量体を魔法で飛ばしてぶつける攻撃はルール違反にならないわ』

レオ｢そうか!
剣先を飛ばしてぶつけるのも同じか
玲!
そこまで考えて作ったのか
スゲーな!｣

玲『いや単なる思いつきよ』

レオ｢思いつきのぶっつけ本番なんだな…｣

キラキラしていたレオは落胆した

玲『レオ
頼んだわよ』

レオ｢──おう｣

私はレオに剣を渡した
次は幹比古ね

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