【魔法科高校の劣等生】私は深雪の姉5

代役3 ページ22

私と深雪はミーティングルームに呼ばれ中に入ると七草生徒会長と渡辺風紀委員長､市原先輩と十文字会頭が座っていた

会長からの呼び出し…
深雪も一緒となると事故の解析結果の件じゃなさそうね

真由美｢明日から新人戦なのに
こんな時間にごめんなさい｣

七草生徒会長は申し訳なさそうに謝った

真由美｢二人には
少し…いいえ
二人には大事な相談があって来てもらいました
リンちゃん
説明してもらえますか?｣

七草生徒会長が言うと市原先輩が椅子から立ち上がり説明が始まった

鈴音｢本日三日目の成績は二人とも知っていると思います
アクシデントもありましたがポイントはほぼ計算通りです
しかし
三高が予想以上にポイントを伸ばしいるため当初の見込みより差が詰まっています
明日からの新人戦で大差がつけられるとその後の本戦で逆転される可能性が出てきました
ですが新人戦のポイントは本戦の半分です
私たちは
新人戦をある程度犠牲にしても本戦のミラージ･バットに戦力を注ぎ込むべきだという結論に達しました｣

真由美｢ええ
そうよ
玲さん｣

そういうことね
七草生徒会長は私と同じ考えを持っていた

真由美｢深雪さん
貴女には新人戦ではなく
摩利の代役として本戦ミラージ･バットに出場してもらいます
玲さんは深雪さんの担当エンジニアとしての会場入りとなります｣

相談どころが決定事項の通達ね…

深雪はすっと立ち上がった

深雪｢先輩方の中にも一種目しかエントリーされてない方がいらっしゃいます
何故一年のわたしが新人戦キャンセルしてまで代役に?｣

先輩方が一瞬黙ってしまったが市原先輩が口を開いた

鈴音｢その方が高得点を見込めるからです｣

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