【魔法科高校の劣等生】私は深雪の姉4

神霊魔法1 ページ26

〜深雪 side〜

真由美｢＜それでは
これより九校戦の選手及びスタッフの紹介と徽章授与を行います
代表選手は前へ──＞｣

わたしは前に出てきた選手達のブルゾンの襟の徽章を付けた

真由美｢＜──続いて作戦スタッフ＞｣

この徽章は競技エリアに入るためのIDチップが埋め込まれた正真正銘の九校戦メンバーである証…

これを今日やっとお姉様にもお渡しできる…

わたしは舞台の端に立っているお姉様に目を向けた

〜深雪 side end〜

真由美｢＜──最後に技術スタッフの紹介です＞｣

今日は九校戦発足式があり現在進行中である

?｢緊張するね｣

玲『そうですね』

小声で話しかけたきた先輩
…確か

真由美｢＜技術スタッフ
2-C五十里 啓＞｣

五十里｢はい｣

名前を呼ばれ前に出た先輩

華奢ななりだけど魔法論の分野では学年トップの猛者だとか
人は見掛けによらないわね

真由美｢＜技術スタッフ
1-E司波 玲＞｣

玲『はい』

呼ばれたと同時にエリカ達の拍手が場内に響く
その中で深雪は私のブルゾンの襟に徽章を付けるとうっとりと私を見つめている

深雪｢…よくお似合いです
お姉様…｣

真由美｢＜以上五十二名が代表となります
これをもちまして九校戦チーム紹介及び徽章授与を終了します＞｣

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