破壊力抜群 ページ34
ポーン
至近距離で見つめ合っていたら、エレベーターが3階に着いて
『………』『………』
……どうしよう。離れ、たくないけど、降りないと…
って思ってると
『…ふぅ。』
ジュノが私から離れて息を吐き出す
……離れた距離に、寂しい感覚が襲う
『……行くぞ』
って私の手を握って歩きだすジュノ
『…あ、』
ジュノに引っ張られるようにして私も歩きだす
エレベーターから降りると
ギュッ
と指を絡めるように、繋ぎ直される手
また、バクバクと心臓が暴れだす
『……A？』
『え？』
『……俺…』
ジュノの真剣な眼差しが、私を射抜く
ドクンドクン…
『………』
ジュノが何か言いかけたけど、
『……あー、ごめん。とりあえず、早く帰ろう』
って、くるりと私に背を向けてまた歩き出す
私はジュノの後ろ姿を見ながら、ドキドキする胸を押さえる
………ジュノ、両耳が、真っ赤だ
スタスタと私の部屋に向かって歩くジュノ
『……ジュノ？』
『ん？』
『……なんで、わかるの？』
『なにが？』
『私の、部屋…』
ピタッと私の部屋の前で立ち止まるジュノ
振り返って
『さっき、言っただろ？俺にはなんでもわかるんだよ』
って得意気に笑うジュノがすごくすごく可愛くて、
また私の胸はキュンと疼く
『…鍵、貸して？』
ジュノが左手を差し出す
『……はい』
もう、私…ジュノの言いなり
ペンペンのキーホルダーの付いた鍵を渡す
『……ふっ、ここにもペンペン』
ジュノがまた嬉しそうに笑う
カチャ
ジュノが鍵を開けて、扉を開く
『どうぞ？』
ってなぜか、ジュノが私を中へ促す
『……ここ、私の家だよ？』
って笑うと
『ははっ、そうだっけ？』
って肩を竦めて笑う
いつもの見慣れた玄関に入る
後ろからジュノも付いてきて、
扉がパタンと音をたてて閉まる
『………Aの匂いがする』
ってジュノが呟く
『え！？臭い！？』
バッと振り返ってジュノを見ると
またすごく嬉しそうな顔で笑ってた
『ん？好きな匂い』
………好きな、匂い……？
は、破壊力が半端ないんですけど……
もう私、さっきからキュンキュンしすぎて
腰が砕けそう……
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hana(プロフ) - まみ様 わぁ！告白、ありがとうございます(*^^*)しっかりと受け止めさせて頂きました(笑)私の妄想に一緒にキュンキュンしてもらえてうれしいです(^^)これからもキュンキュンしてもらえるようなお話、かけるようにがんばります♪応援コメントありがとうございました！ (2021年7月9日 14時) (
レス) id: 9169b54294 (このIDを非表示/違反報告)
まみ(プロフ) - hanaさん、好きです(//∇//)あぁ、ごめんなさい、いきなり告白して。hanaさんの書くジュノ、ホントに大好きです。ワクワク、キュンキュンしながら読ませてもらって、そして私も勝手に幸せ満載になってます。これからも楽しみにしてますね！ (2021年7月9日 10時) (レス) id: d4a11815f7 (このIDを非表示/違反報告)
hana(プロフ) - chemiremi様 ワクワクして頂けてうれしいです(^^)この先も楽しみにしてもらえるようなお話を書けたらいいなーと思っています！ゆっくり更新ですが、よろしくお願いします♪ (2021年4月14日 9時) (レス) id: 54fc4db4b6 (このIDを非表示/違反報告)
chemiremi(プロフ) - 初めまして！久々にワクワクしながら読ませてもらっています。応援しています。頑張って下さい (2021年4月13日 19時) (レス) id: da24af70f8 (このIDを非表示/違反報告)
hana(プロフ) - りん様 戻って参りました♪少しずつ更新していきますので、またよろしくお願いします(^^) (2020年4月12日 17時) (レス) id: a5717c0f6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hana | 作成日時：2020年4月11日 18時
