小指の虹糸〜その7〜

ごきげんななめ　黄緑 ページ20

(ペコジャニ後の妄想)

緑side



今日の収録はちゃんと食べれたし、亮ちゃんはプレゼンターやったから後からご飯作る必要もない。

帰ったらそのまま寝ようかな。

そんなことを考えてたら、亮ちゃんは家に来るのか気になって亮ちゃんを探しに振り向いた。



大「うわっ…！」

錦「…なんやねん。」



真後ろに引っ付いていたのは亮ちゃんで、なんだか機嫌が悪そう。こういうときは家に来ない。よし、帰ろう。



錦「待てこら。話させろ。」

大「は、い？」



だって今日はプレゼンターだったから、そんなにお腹減ってへんはずやし。俺も食えたし。



錦「なんなん。大倉、俺の選んでくれへんかったやん。」

大「えー？ゲームやんか。ひいきなんてできひんよ。」

錦「俺はお前のチームの選んだで？」

大「それはまあ、ありがとうやけど。」



それとこれとはまた別の話なはず。
だって関係無いやん。食べたいの選ぶゲームやん。

そんな感じの反撃をしたら亮ちゃんはムッとしたあと、何かを諦めたような顔をした。



錦「わかった。じゃあ帰ったら大倉食べる。」

大「何それ、笑えへんで。その冗談。」

錦「……え？」

大「え、冗談やろ？冗談って言うてよ。」



何故かウキウキし始めた亮ちゃんに、嫌な緊張感が漂った。




end,








(ただやりたかっただけ！確実に思いが一方通行な感じがしちゃって、可愛かったです。大倉さん、今回も美しかったです。ただ、本当に書きたかっただけでした…！)

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