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(前半裏です。後半は幸せなやつです。)
意識が戻ったときには、とんでもない景色が目に飛び込んできた。
乱れに乱れた大倉の姿。
上気した頬、乱れた呼吸、身をよじる姿、うるむ目。
全て俺に向いてる気がして、ドキドキした。
でも今までどんなことしてたのかがすぐわかって、
ドキドキなんかより、申し訳なさが勝っていた。
錦「お、くら？…ごめん……。」
大「ぁ、ん、ふっ……えぇ、からぁ……はよぉ、きて…？」
まさに挿れるとこだったらしく、可愛すぎること言われて我慢何てできない。
だって、初めて一目惚れしたんやもん。
だって、好きな人なんやもん。
再び何かがプツリと切れる感覚がして、それと同時にまた、意識が途切れた。
＿＿＿＿＿＿＿
朝、目が覚めると隣には一糸纏わぬ大倉の姿。
俺の腕を枕にして、胸にすりよってくる。
それが可愛くて、でも、昨日やらかしたらしい何かに対する罪悪感を感じた。
錦「ごめん、大倉。」
大倉の頭を包み込んで、俺の胸に埋めさせる。
『ごめんなさい』は起きてるときにしなきゃいけないことなんてわかってる。
こんなんじゃ、ホンマに遊び人と思われてもしゃあないやんな…。
大「りょぉ、ちゃん……？」
錦「お、おはよう。おお、くら。」
大「んふふ。おはよ、りょぉちゃん。」
ふんわりと笑ってくれて、また罪悪感。
積もりに積もる罪悪感。
錦「大倉、ごめん。…ごめん、なさい。」
大「…んー？何よ、もう。亮ちゃんなんもしてへんやんか。」
錦「してるやんけ！…昨日、あんな…。」
謝るときに起き上がると、慰めるために起き上がってくれた。
ムキになって叫ぶと、言葉を遮るように抱き締めてくれた。
温かくて、涙が出そうだった。
大「いややったら、キスされる前につきはなすわ。亮ちゃんやから、許してんで？」
錦「……へ…？」
大「俺さ、亮ちゃんのこと大体わかんねんで。せやからなんでこんなことしたか大体わかってんねん。
俺…好き、やで？亮ちゃんのこと。」
今度こそ涙がでそうだった。我慢して、大倉を抱き締め返した。
恋が叶うまであと5秒。
(亮ちゃんが遊び人じゃないことくらい最初からわかってた。)
end.
(さて、終わりました！これは大倉君目線の続編を予定してます。なんだかんだ可愛い気がする(笑))
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夜義 - にうさん» にうさん！ありがとうございますー！これを思い付いた時にはもう、『あぁ、辛い』って思っちゃってて投稿するか迷ったんですが…。悲しいですよね、この話。リクエスト等あったら、何なりとどうぞ！ (2017年6月18日 12時) (
レス) id: a2e8deaa06 (このIDを非表示/違反報告)
にう(プロフ) - うわぁぁぁぁぁん！えーす…涙ぱっち設定大好きです。。。最後のエースの手紙にやられました、、、来世で〜お前女側な。でぎゅーーっとなりましたよ！心が！笑 (2017年6月18日 2時) (レス) id: 9ae15cb049 (このIDを非表示/違反報告)
夜義 - コメント、リクエストくれるとありがたいです。お願いします！ (2017年6月17日 22時) (レス) id: a2e8deaa06 (このIDを非表示/違反報告)
夜義 - にうさん» にうさん、ありがとうございます！なんか考えさせるような小説が書きたくて…！コメント貰えて、こちらも考えたかいがありました！とっても嬉しいです！ありがとうございます！ (2017年6月12日 23時) (レス) id: a2e8deaa06 (このIDを非表示/違反報告)
にう(プロフ) - すごいすごいすごい！「言葉は頭だけでいい」ってそういう事なんですね！いつも読んだ後はキュンと感動と納得が混じって不思議な気持ちです…笑これからも頑張ってくださいー！ (2017年6月12日 23時) (レス) id: 9ae15cb049 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜義 | 作成日時：2017年2月23日 7時
