泣かないで、笑って？（桃） (ページ41)

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大毅と一緒にプレゼントを買いに行ったり、いろいろ楽しそうなことを考えたりしているうちに今日はもうクリスマスイブ。

学校は冬休みに入り、のんちゃんと会える時間も増えるな、って嬉しくなった。

「失礼します」

いつものようにのんちゃんの部屋に入り、となりの椅子に座る。

ちなみに、大毅も一緒に来ていた。

「よっ！久しぶりやな小瀧」

「おん、久しぶり、しげ」

まだ外は明るいから、持ってきたミニクリスマスツリーの明かりはつけない。

「すごいなぁ、こんな用意してくれて」

のんちゃんがミニクリスマスツリーとかちょっとした飾りをまじまじと見つめてそういうから、考えて良かったな、って胸がほっこりした。

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それから夜になるまで3人で他愛ない話をした。

でも大毅は途中で用事があるからって帰ってしまった。

予定くらい空けとけよって私とのんちゃんは突っ込んだけど、そのあと届いたメールを見たら、心からあの人はどこまで優しいんだって思わされた。

こんな最高の幼馴染いないね。

私の幼馴染でありがとう大毅。

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“聖なる夜、2人で楽しむんやで”

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