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のんちゃんの部屋に、毎日通った。





毎日、話しかけた。





毎日いちごミルクをふたつ買って、ギリギリまで目を覚ますのを期待して、結局は私がもう一つも飲む、それが日課。





そして、もう4日が過ぎた。




私はある事を心がけた。





それは、笑顔でいる事。





のんちゃんは目を覚まさないんじゃないか、なんて頭の隅で思ってしまっても、無理やり笑って、目をそらした。





お姉さんみたいに、強いふりをした。





「今日は起きるかなぁ?」


「…、小瀧のことやし、目ぇ覚めたら心配いらんくらいうるさくなるって」





大毅と屋上でお弁当。


いつも私のクラスまで誘いに来てくれる。





だからお昼休みは唯一ゆっくりできる時間なんだ。




「のんちゃん大丈夫かな…」




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のんちゃんの話ばかする私に、大毅はひとつため息を漏らした。






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そして、想像もしていなかった事を口にした。






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「Aってほんまに小瀧のこと好きなんやな」






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作者名:えぇふぇす | 作成日時:2018年2月15日 23時

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