第13話【叫び声】 ページ15
外に出ると、『行ってらっしゃいませ』なんて、相変わらず堅苦しい挨拶をする門番をスルーして知らない道を歩いてみる。
道行く人達は、おもっ切りあたしとは違う服を着ていた。
メイドには流行に合わせて買うようにってあれだけ言ったのに、何でロリータの入った服を選ぶかな。
愚痴を溢しながら歩いていると、小さな裏道を見つけた。
A「こういう所は歩いちゃダメって言われてるけど…
ちょっとくらいいいよね。
野放しにする程度のものだもの。」
息を飲んで一歩その裏道に入り、前を向くと、そこには全く知らない世界があった。
A「不気味な道…。
誰がこんな不気味な道がこの世に存在していいって判断を下したのかしら…。」
本当に暗くて、不気味なさびれた道。
後に引くに引けず、ゆっくりと様子をうかがいながら歩みを進めている時だった。
A「＿＿＿＿…！！」
ー剣城sideー
目が覚めると、時計は午前8時を示していた。
こんな時間まで爆睡していたのか。
起きあがり、朝風呂に入って朝食を済まし、着替えて…
何があるという訳でもないが、俺は財布をポッケに突っ込み外に出ていた。
別に何もないが、何となく外の空気を吸いたい気分になった。
昨日も吸ったが。
フラっと歩いていると…
女子「あ、京介じゃん！
ね、これからカラオケ行くんだけど京介もどう？」
同じクラスの女子に絡まれた。
俺はこういうチャラチャラした女が苦手だ。
だからとにかく断りたかった。
が、理由がない。
何でもいいから理由が欲しい…
そんな時だった。
剣城「…あいつ……。」
女子「え？」
あいつを見つけた。
あいつ…
瀬戸A。
剣城「悪い、ちょっと知り合い見つけたから挨拶してくる。」
女子「え〜、京介ノリ悪い〜！！」
鬱陶しいが、それ以上何も言う事がなく、振りきる事が出来た。
それに、あいつ…
瀬戸みたいな引きこもり系のニートが外に居る訳がちょっと気になった。
あいつは常に暗い部屋の中で1人、縫いぐるみを隣に置いてゲームをしているイメージしかなかったから。
俺は瀬戸の後をつけた。
…が、途中で見失ってしまった。
この道はあまり人が出入りしないから分かりやすいと思ったんだが…。
もういいか、と、諦めて道を引き返そうした時だった。
「はっ、離せえ…っ！！！」
突然、1本のさびれた暗い道から瀬戸の叫び声がした＿＿＿＿＿。
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藍花(プロフ) - 新菜沙命さん» 来週も頑張れでありますよ!(笑) (2013年11月11日 16時) (
レス) id: da54c54666 (このIDを非表示/違反報告)
新菜沙命(プロフ) - 藍花さん» ありがとう！！来週も頑張るでありますよ！！(＾ω＾三＾ω＾) (2013年11月9日 17時) (レス) id: 5cc3800f9d (このIDを非表示/違反報告)
新菜沙命(プロフ) - 藺胡(りωご)さん» 早い分ごたごたしてるんだけどね…。(´;ω;`)5票目ありがとう！！熱はだいぶ引いたから大丈夫だよ♪うん、来週にはなんとか完結出来るように頑張る！！ (2013年11月9日 17時) (レス) id: 5cc3800f9d (このIDを非表示/違反報告)
新菜沙命(プロフ) - 奈帆亜さん» 久しぶり、奈々！！風邪大丈夫？わたしはだいぶ熱引いたみたいだよ。喉痛いと大変だよね。奈々もお大事に。 (2013年11月9日 17時) (レス) id: 5cc3800f9d (このIDを非表示/違反報告)
新菜沙命(プロフ) - まーささん» おはよう&ありがとう！！早い分下手になってるんだけどね。(笑)ゴタゴタで申し訳ない…。そして1位…！！ (2013年11月9日 17時) (レス) id: 5cc3800f9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：新菜 沙命
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/niinasayoli/
作成日時：2013年11月9日 14時
