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罪悪感のあまり中々顔を上げられずにいると、何者かによって抱きつかれる。多分、相手は清光で。私の足は清光の重さに耐えきれず、体制を崩し後ろに倒れた。
今日は何回、床に背中を打ち付ければいいのやら……。
抱きしめられた瞬間、ふわりと香るのは、主と同じ匂いがいいと清光が強請った香水の匂いで。
私がいない間も、この匂いを身に纏ってくれていたのだと思うと、にやけそうなほど嬉しくなった。
「……俺っ、主に嫌われ、た……んだと思って、」
私を力いっぱいに抱きしめて、嗚咽を漏らしながらそう言う彼を不謹慎にも愛らしく思ってしまって。
反射的に私は清光を抱きしめ返した。
「嫌いになってないよ。」
「ほ、ほんと……？だって、主っ、俺が主のこと考えながら手淫してるなんて、気持ち悪いでしょ？」
そう言われ、ギクリと肩が飛び上がる。デリカシーのないこと言わないでくださいよ、と一期一振に口パクで伝えられる。わかってるよ！
さっきまではやめてほしいとばかり言っていた私だったが、今のボロ泣き清光に言えるほど肝は座ってない。気まずさはあるものの、私のことを考えてオ ナニーするという行為に心底嫌悪感があるというわけでもない。
震える清光の頭をゆっくりと撫でた。
「初めは、びっくりしたけど……嫌じゃなかったよ。全然気持ち悪くないし、私はどんな清光でも可愛いと思う。」
「……ほんとに？」
「ほんと。」
「主、大好き。」
ぎゅっ、とまた力強く抱きしめられた。
清光に可愛いと言う反則ワードを使ってしまったが、みるみるうちに上機嫌になってくれたので良しとしよう。
これで一件落着だ。
やっと湯浴みができる。眠りにつける。
解散の雰囲気だと思って、審神者部屋にいる刀剣たちが立ち上がる。私も、浴場に行こうと思い順番に部屋から出るみんなの後ろをついていく。
「ねえ、主。」
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Efu - ﾋｮｳｧ､､めちゃ面白かったです！！めっちゃ続きを見た(((これからも頑張ってください！ (1月17日 9時) (
レス) @page10 id: 7d4e6f58f0 (このIDを非表示/違反報告)
学生審神者 - はじめまして！すごくおもしろかったです！最高です！続きめっちゃ読みたいです… (2020年3月15日 17時) (レス) id: 9722bd5197 (このIDを非表示/違反報告)
さんじ太夫(プロフ) - やたら長い長編とかではなくて、ピクシブの一本漫画みたいな感覚でｽﾗｽﾗ~と読めてとっても面白かったです(*‘∀‘) (2020年3月1日 4時) (レス) id: 9809501303 (このIDを非表示/違反報告)
ゆお - こう言うのないで新鮮でしたw面白かったです!(笑) (2020年2月4日 17時) (レス) id: 7c49b78205 (このIDを非表示/違反報告)
雪月花のとびうお(プロフ) - 初めまして！めちゃくちゃ面白かったです！！終始爆笑しながら読んでました(笑)本当に、凄く面白かったので、良ければ別男士パターンでも書いて欲しいなと思います！ (2020年1月23日 2時) (レス) id: b36649e14a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一 | 作者ホームページ：https://twitter.com/ninoma_e
作成日時：2020年1月10日 19時
