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しばらく迅さんが戦った後、“ま、最終兵器があるんだけど”といい、私の方を向いた。私は兵器かよ!……これは合図ってことでいいのかな。

…ま、いいや。そう思い、私はスナイパーに見つからない程度まで近づいた。

まずは、奈良坂から。アステロイドを展開し、遠距離であてる。
次に、古寺。これもアステロイドをあてる。やばい、アステロイドだけでこれ終わる。←
当真がいないなーと思ったので、グラスホッパーを踏み高く跳ぶ。そして、私のSEを使って、いそうな場所を割り出す。
結果、ちょっとしたアパートの上にいるだろうと考え、そこに向かう。そこにいたのはやっぱり当真で、弧月を持って静かに忍び寄り、スパンッと首を飛ばす。とりあえず狙撃手はやり終わったー、とか思っていると、通信が入る。


〈お、A?終わったよー〉
「りょーかい。合流しまーす」


そして私はグラスホッパーを連続で展開し、迅の元へ向かった。
そして、迅の元につき、トリガーを解除する。


「やっほー、狙撃手は全員隙をついてやっときましたー」
「うわぁ、えげつないねぇ」
「あはは、なんのことやら」


そんな無駄話をしていると、迅が真面目な顔になる。


「近々、大規模侵攻がある。もし呼び出したら、それについてだと思って」

「りょーかい」

「軽いなぁ」

「それが私ですから
……じゃあ、私、もう帰りますねー」

「えー、玉狛支部(うち)に遊びにおいでよー」

「……気が向いたらで」

「冷たいなぁー。じゃあね」

「それじゃあ」


そう言って私は、急いで走り出す。トリオン体の換装をといてから、櫆のせいで殺戮衝動がヤバい。


《ほら、殺しちまえよ。トリオン体でも、殺って、楽しかったんだろ?》

「そんなこと、ない」

《嘘つけ。ほんとはもっと殺りたかったんだろ?自分に嘘をつくなよ》

「これが私の本音」

《あれ、もしかしてお仲間を守りたいとか?うわぁ、こっち来てから性格変わったなぁ》

「うるさい黙れ」

《仕方ないなあ、今回は見逃してやるよ。精々、乗っ取られないよう頑張るんだな》

「そんなこと、分かってる」


……今回は、これで収まった。けど、次はどうなるか……
付け入られる隙をなくさなければ。




……………ああ、頭が痛い。

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設定タグ:ワールドトリガー , 終わりのセラフ , クロスオーバー   
作品ジャンル:アニメ
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露亞(プロフ) - ワールドトリガーと終わりのセラフ!!最高です!尊いです!更新頑張ってください!! (2020年2月13日 18時) (レス) id: 5fe7b44b45 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レイン | 作成日時:2018年3月14日 7時

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